3. 「私のせいではありません」
責任転嫁は自尊心を守るかもしれないが、信頼を失う。優秀な人は言い訳ではなく向き合う姿勢にフォーカスする。問題を自分のものとしてとらえる。そして困難な状況では特にチームを支える姿勢を示す。
結果が厳しい場合でも責任を引き受けるリーダーは信頼でき有能な人と常に評価される。これは倫理的リーダーシップの基本だ。
4. 「それはもう知っています」
学びを遮断する言葉ほど停滞を示すものはない。優秀な人は常にアドバイスに耳を傾ける。そうでない人のキャリアは停滞し、置いてきぼりをくらう。
専門性は古くなるため、優秀な人は学びの姿勢を保つ。マイクロソフトの最高経営責任者(CEO)のサティア・ナデラが同社の文化を「何でも知っている」から「何でも学ぶ」に転換したことはイノベーションと成長の原動力となった。
5. 「だから言ったでしょう」
正しいことと、効果的であることは別だ。
「ほら、私の言った通り」という姿勢は野放しのエゴから生まれる古い考え方であり、リーダーシップにはふさわしくない。
この態度は心理的安全性を損なう。心理的安全性とは、人が恥をかくことなく発言し、リスクを取り、失敗できるという信頼感だ。心理的安全性が高いチームは常に他のチームよりも高い成果を上げる。
すべては言葉から
優秀な人は言葉を慎重に選ぶ。その重要性を理解しているからだ。成長や理解、共同責任を示す話し方をする。他の人の成功に協力する。そうした人は上司ではなくリーダーだ。そうした姿勢をあらゆる場面で示す。
その結果として得られるのは単なる信頼や好感ではない。影響力と尊敬だ。
キャリアは自己アピールで加速するわけではない。自分の言葉が周囲の人を力付けるときに加速する。すべては言葉から始まる。だからこそ、慎重に選ぶべきだ。


