リーダーシップ

2026.02.12 09:41

知性と共感を超えて:品位が決定づける新時代のリーダーシップ

AdobeStock

AdobeStock

数十年にわたり、リーダーシップはIQで測られてきた。

advertisement

知能指数は、分析的思考、スピード、確実性を重視した。情報が力となる世界において、企業を構築し、産業を拡大させてきた。

その後、リーダーシップは進化した。

EQ、すなわち心の知能指数が、その定義を拡張した。共感力、自己認識、感情的知性が、不可欠なリーダーシップスキルとなった。EQは、なぜ部屋の中で最も賢い人物が必ずしも最も効果的なリーダーではないのかを説明した。それは、リーダーシップに人間性をもたらした。

advertisement

しかし、今日の世界はさらに多くを求めている。

2026年世界経済フォーラムにおいて、FQラウンジの中で、新たなリーダーシップの枠組みが形作られ始めた。理論や願望としてではなく、リーダーたちが複雑性、信頼、責任をリアルタイムでどのように乗り越えているかを実践的に反映したものとして。

そこで浮かび上がったのは、知性だけでなく、権力がどのように使われるかへの転換だった。

今日、権力はもはや抽象的なものではない。それは、誰がアクセスを得るか、誰の声が増幅されるか、意思決定がどのように行われるか、そして誰がその結果を負うかに現れる。透明性の時代において、リーダーは結果だけでなく、その背後にある公平性と一貫性によって評価される。

次の進化を明確に示したのは、アイダ・リュー氏だった。DQ、すなわち品位指数である。

DQは、単に親切であることではない。それは公平性、一貫性、説明責任についてである。誰の声が聞かれ、誰が守られ、誰に機会が与えられるかを統制する。品位は状況次第ではない。それは構造的なものである。

AIが知性を複製し、生産性を自動化できる世界において、品位はテクノロジーが決して置き換えることのできない差別化要因となる。

そしてジェイミー・ダイモン氏が、もう1つの不可欠な層を加えた。LQ、すなわち愛情指数である。

リーダーシップにおける愛情は、感傷的なものではない。それは責任である。長期的思考である。人々、組織、結果に対する真の配慮である。

しかし、愛情は方程式に加える必要はない。それが方程式を動かすのである。

そこから生まれた枠組みはシンプルで再現可能だった:IQ + EQ + DQ = FQ

FQは、リーダーシップの進化を表している。

知性と共感だけでは、もはや十分ではない。品位こそが、リーダーシップが真に機能するかどうかを決定する要因となった。

これはジェンダーの問題ではない。進化の問題である。

未来は、共感のない知性は脆弱であり、品位のない共感は空虚であり、人間性のないリーダーシップは拡大しないことを理解するリーダーのものである。

それが今、現代のリーダーシップを形作っているものである。

forbes.com 原文

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事