経営・戦略

2026.02.12 10:00

ディズニー、実写版『白雪姫』で約260億円の損失か 申告書で予算超過が明らかに

Rodin Eckenroth/Getty Images for Disney

本作が観客に魔法をかけることはできず、公開初週末の世界興行収入は8730万ドル(約133億円)にとどまり、予想を13%下回った。最終的な総興行収入も2億570万ドル(約314億円)と、ディズニーアニメ作品を原作とする全21作品の実写版の中で5番目に低い成績となった。

advertisement

本作より低い成績を持つのは、『ムーラン』『102』『プーと大人になった僕』、そして1994年版の『ジャングル・ブック』の4作品である。もっとも、『ムーラン』はパンデミック中に公開され、2000年公開の『102』が記録した1億8360万ドルは、現在の価値に換算すると3億4330万ドル(約524億円)となり、『白雪姫』の記録を上回る。同様に、2018年公開の『プーと大人になった僕』に関しても、インフレ調整後の興行収入は2億5350万ドル(約387億円)になる。つまり、『ムーラン』が世界的な危機下での公開となった点を踏まえると、『白雪姫』より低い興行収入を持つ実写リメイク作品は1994年版の『ジャングル・ブック』しか存在しないのだ。

しかし、低調な興行収入だけが失望の理由ではない。興行的には失敗であったにもかかわらず、本作には大作級の制作費が投下されたことには疑いない。

advertisement
次ページ > 英国で提出された財務諸表で製作費が明らかに

翻訳=江津拓哉

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事