「一人経営で10億ドル企業」という目標に向かうステップ
冒頭で紹介した「ドクター・マッスル」のジュノーはすでに、チャラールとラップの両氏が推奨する路線に従って考えることのメリットを身をもって体験している。ジュノーの場合は、自身の課題を解決していくなかで、自然にこのプロセスに行き当たった。「自分にこれができると思ったことはまったくなかった」と、同氏は振り返る。
AIを試験的に用いたコーディングが成功したことに力を得て、ジュノーは今、AIを一部の編集プロセスにも採用している。これにより、公式サイトのブログ投稿がより頻繁に可能になった。自身の業務にAIによるアシストを取り入れ始めて以来、同氏のサイトの月間ページビューは、1万から5万へと大きく増えた。「AIを事業の他の領域に応用すれば、より速い成長ができると思う」と、ジュノーは語る。
では、ジュノー自身は、このビジネスが10億ドルというレベルに達する可能性があると考えているのだろうか? そう尋ねると、同氏は少し考え込み、1年の売上が2億ドルに達していると思われる、あるライバルについて考察し、次にドクター・マッスルの可能性に思いを馳せた。その上で、同氏はこう語った。
「10億ドルという価値で評価される可能性はある。それ以上の価値を持つこともあり得る。大きな数字だ。もちろん、個人的にはぜひそこにたどりつきたい」


