ケアは事後対応、原因への対策は3割未満
冬場の手荒れ対策として多くあげられたのは、「ハンドクリームを塗る」「作業後すぐに手を拭く」といった食器洗い後のケアが主だった。一方で、「ゴム手袋を使う」「お湯や洗剤に触れる時間を減らす」といった、原因そのものへの対策ができている人は3割に満たない。多くの人が「荒れてから対処する」にとどまり、日常の水仕事のあり方までは見直せていないようだ。


「お湯に触れない」工夫で手荒れを防ぐ
調査では皮膚科医のコメントが寄せられている。「手は皮脂腺が少なく、冬場はとくにバリア機能が低下しやすい部位。乾燥した状態で比較的高めの温度のお湯に繰り返し触れると、肌の潤いを守る皮脂やセラミドなどの細胞間脂質が溶け出しやすくなり、バリア機能がさらに低下して乾燥と手荒れのスパイラルに陥ります」。
ドクターが手荒れ防止対策として勧めているのが「ゴム手袋を着用する、洗う際の温度を33℃〜35℃程度に下げる、洗剤を希釈して使用する」といった工夫に加え、水仕事そのものを減らすという視点だ。まとめ洗いや家族との分担、食器洗い乾燥機の活用などは、お湯や洗剤に触れる時間を物理的に減らす方法としておすすめとのこと。
ちなみに筆者は、手荒れを防ぐために年間を通してゴム手袋で洗っている。友人たちとその話題になったとき「食器の汚れ落ち具合がわからないから、手袋ではなく素手で洗いたい」という人が結構多かった。しかしゴム手袋派としてはこう言いたい。手荒れに悩むことがなくなったし、汚れ落ちも慣れてくればゴム手袋越しに感覚が掴めるということを。
冬の手荒れは特別なケア不足ではなく、日常の食器洗い習慣の積み重ねによって起きている。洗剤を疑う前に、まずは「やさしい温度で洗う」ということが、現実的な対策と言えそうだ。
引用元:パナソニック調べ


