キャリア

2026.02.16 09:00

「教えにくい」でも9割のリーダーが重視 AI時代に価値が爆上がりするソフトスキルの磨き方

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2026年に最も価値の高い社会人スキル

グラハムは「2026年には、バーチャルチームを率いたり権限なしに導くリーダーシップ、時間管理、回復力、創造性、感情知能、批判的思考といった社会人スキルが不可欠になる」と語る。「うまく時間配分して複数のタスクをこなし、変化する環境に適応し、その場で考え、他者とうまく協働できる従業員ほど成功しやすい」

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これらのスキルを2026年に身につけるために、他者から学ぶ姿勢を意図的に持つことをグラハムは勧める。「職業上のメンター関係を築くこと」を促し、「学び、意見を交換し、助言を求め、検証してもらえる人の存在は、キャリアのあらゆる段階で大きな価値を持つ」と指摘する。

雇用主がすでにソフトスキルトレーニングを提供している場合もあるため、利用できるリソースを確認するといい。「企業はソフトスキル/社会人スキル/長期的に役立つスキルの育成を重視している」とグラハムは言う。「LinkedIn の調査では、米国のリーダーの90%以上がこれらのスキルはこれまで以上に重要だと感じていることが示されている」

また、雇用主に対しては、正式なメンタープログラムの設立を通じて、社会人スキルの成長を支援するよう助言する。「オープンなフィードバックの循環があると従業員は改善点を把握でき、上司と一緒に戦略的に目標に取り組める」と話す。

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「組織固有の現実的なシナリオを用いてスキル開発を実践できるよう、安全な場や学習ラボを設けることは、従業員の成長を支援する上で効果的な取り組みとなり得る」

将来に力を発揮するもの

職業生活にAIがもたらす変化は、すでに、あるいはこれから私たち全員に影響を及ぼす。技術スキルと社会人スキルの両方にフォーカスした能力開発は、不安定な時代において主体性を取り戻すために行動を取れる数少ない分野の1つだ。

この2つのスキルはすでに区別が曖昧になり始めている。2つを表裏一体のものととらえることが個人の競争力を高める。雇用主はますます「完全なパッケージ」を求めている。

社会人スキルを極めるための助言は、決して難解ではない。とにかく始めることだ。人間関係ややり取りの中で、改善できる点に注意を向ける。対人スキルに優れた人を観察し、真似てみる(場合によってはメンターとして頼るのもいい)。これらのスキルを磨くために関連する質の高いコンテンツを積極的に吸収し、その知識を実践に活かす。

AIリテラシーを高めようと急ぐあまり、社会人スキルの構築を忘れてはいけない。AI時代において、そうしたスキルこそが将来成功するために力を発揮する。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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