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2026.02.15 15:00

史上最も高価なミラノ冬季五輪のメダル、売るといくらになる?

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イートンによると、五輪選手は大会直後にメダルから最大の価値を得ることができる。なぜなら「市場に出回る数が少なく、コレクターが完全なフルセットを欲しがるため、価値が上がる」からだという。ただし、イートンは、金・銀の価値上昇はメダルのオークション価格にはおそらく影響しないと述べた。メダルの価値は貴金属で作られているからではなく、「五輪のメダル」であり、「コレクターから非常に人気がある」という事実から生まれるためだという。

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過去にメダルはいくらで売られているのか

イートンによると、RRオークションは7月に金メダリストの飛び込み選手グレッグ・ルーガニスのメダル3個を43万ドル(約6590万円)以上で販売された。内訳は、1988年のソウル五輪で獲得した金メダルが20万ドル(約3060万円)、1984年のロサンゼルス五輪の金メダルが19万9000ドル(約3050万円)、1976年のモントリオール五輪の銀メダルが3万ドル(約460万円)だった。イートンは、ルーガニスのメダルがこれほど高額だったのは、同氏が有名なアスリートであり、史上最高の飛び込み選手の1人と考えられているためだと述べている。

2024年に行われたパリ五輪の金メダルは、希少なリレートーチとともに2025年夏に12万4000ドル(約1900万円)で売却されたとイートンは語った。古いメダルはより安く販売されており、2006年のトリノ五輪の金メダルは4万3000ドル(約659万円)、1932年のロサンゼルス五輪の金メダルは昨年RRオークションで1万8000ドル(約276万円)で売却されたとイートンは述べた。

五輪メダル12個を獲得した競泳選手ライアン・ロクテも獲得したメダルを現金化しており、先にゴールディン・オークションで金メダル3個を38万5520ドル(約5900万円)で手放したと報じられている。2022年には、ロクテは銀メダル3個と銅メダル3個の計6個をRRオークションで16万6000ドル(約2540万円)以上で販売している。

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史上最高額で売却された五輪メダルは

米国の陸上競技スター、ジェシー・オーエンスが1936年に獲得した金メダルは、2013年にビリオネアのロン・バークルによってオークションで147万ドル(現在の価値で200万ドル、3億6000万円以上)で落札されている。

今後の見通し

ヘアによると、オックスフォード・エコノミクスは、2028年の次回五輪までに銀の価値が現在より約2%上昇すると予測しており、次回大会で獲得されるメダルはミラノ・コルティナ冬季五輪のメダルよりもわずかに価値が高くなる可能性があるという。

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ミラノ冬季五輪の金メダル「史上最も高価」に 歴史的な金高騰映す

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