2. 混乱の中では、立ち止まって戦略を立てる
自分はやるべきことを普通にできるけれど、周囲の人や物事がすべて遅すぎる──そんな状況には、別のチャンスが潜んでいる。考える余裕ができるのだ。
外の動きが滞り、会議の数が減ったり、習い事がキャンセルされたり、予定が延期されたりすると、普段は滅多に得られない空白の時間が生じる。そんな時は、その空白を焦って埋めようとせずに、あえて一歩下がり、より大きな問いを投げかける絶好の機会だととらえればいい。
例えば、「自分のエネルギーを本当に注ぐ価値があることは何か」「後回しにしてもいいのは何か」「今この時に最も重要なのは何か」といった問いかけだ。
コーチングのセッションでは、予期せぬ混乱を、リセットのタイミングとして生かすクライアントを多く目にする。私生活であれ仕事であれ、自分を前進させてきたいつもの勢いがなくなったときは、優先順位を見直したり、目標を明確にしたり、本当に大事なことに従ってスケジュールを再調整したりできるようになるのだ。
仕組みが、単なる生産性のツールではなく、戦略的なツールへと変わるのはこうした時だ。
3. 単に「詰め込む」だけでなく、優先順位を決めるために仕組みを活用する
その日に何をすればいいのか先が見えない時は、やることをさらに詰め込もうとしない方がいい。それよりも、「やること」と「やらないこと」を決めるのが重要だ。
カレンダー上でタスクの時間割を決めるタスク管理術「タイムボクシング」は、1日を現実的な時間枠で計画し、物事の優先順位をはっきりと決めるのに役立つ。SunsamaのようなAIタスク管理ツールを使えば、エネルギーを消耗させない形で時間枠を設定することがより容易になる。
優先順位がはっきりしていれば、混乱が起きても慌てず、明晰さをもって対応できるようになる。


