サントリーホールディングスが展開している自動販売機用のキャッシュレス決済アプリ「ジハンピ」のユーザーが着実に増えているという。そのユーザー層の6割以上が40〜60歳代の中高年層であることがわかった。
ジハンピは、サントリーの自販機に対応するキャッシュレス決済アプリだ。ただし、PayPayのようなユーザーから資金を預かり送金する資金移動業者のシステムを利用したサービスであり、それ自身が電子マネーで資金移動を行うわけではない。アプリに自分が使用したいキャッシュレス決済アプリを登録しておけば、ジハンピ対応の自販機が利用できるようになる。そのため、ジハンピに個人情報の登録などを行わずに使える気軽さがある。

キャッシュレス決済と言えばユーザーは若者が中心で、中高年には苦手意識があるという印象が強いが、「FX初心者ガイドアプリ」の運営やマーケティング支援事業などを展開するアドバンが、全国の男女を対象に行った調査によると(有効回答数2219)、ジハンピのユーザーは40〜60歳代が約66パーセントと多く、20〜30歳代は約34パーセントと少ないことがわかった。また、満足度においても、もっとも高く評価したのが60歳代で、30歳代がもっとも低かった。

ジハンピはテレビCMなども放映され、認知度が低いわけではない。事実、認知度の調査では(有効回答数8388)、QUICPay、楽天キャッシュと並ぶ6割近い水準だった。
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中高年層にジハンピの利用者が偏っている理由は、この調査では説明されていない。高年齢層にユーザーが多いクレジットカードにも対応しているためとも考えられるが憶測にすぎない。ただ言えるのは、キャッシュレス決済の利用者はもはや全年代にわたり、すっかり社会に浸透したということだろう。



