MacBook Air M1は2020年11月に発売され、MacBook Air M2はその約20カ月後の2022年7月に発売された。アップルは2023年6月、既存の13インチモデルを補完する初の15インチMacBook Airを投入したが、搭載チップは依然としてM2で、M1の登場から約30カ月後のことだった。
MacBook Air M3はようやく2024年3月に登場した。13インチ版では20カ月の空白、15インチ版では10カ月の空白だったが、2つの画面サイズの更新時期はついに同期した。すると興味深い動きが続く。MacBook Air M4のラインアップは、その12カ月後の2025年3月に発売された。
MacBook Airを待つ
アップルは現在、M5チップセット、すなわちMxx Appleシリコンの第5世代に取り組んでいる。そして消費者市場は……待っている。M5チップ自体は、すでにiPadシリーズや、エントリー層向けで立ち位置の曖昧なMacBook Pro(14インチの無印M5モデル)において採用されている。にもかかわらず、MacBook ProのM3 Proは2023年11月に、M4 Proは2024年11月に発売されたのに、MacBook Pro M5 Proはどこにも見当たらない。
プロ向けノートPCは、年次サイクルになり得たはずだった。ビジネス市場においてその恩恵が大きいサイクルだが、それは失われてしまった。M5 ProおよびM5 Max搭載ノートPCがいつ発売されるのか、現時点で具体的な兆候はない。登場すること自体は予想され、当然視されてもいる。だが「いつか」は別問題であり、コミュニティは限られた手がかりから推測するしかない(さらにクリエイティブ系アプリのサブスクリプション、Apple Creator Studioをめぐる不満も表面化している)。
アップルには、少なくともMacBook Airを検討する消費者に対して、市場を安定させ、発売にリズムをもたらすための「二度目のチャンス」がある。MacBook Air M3は2024年3月、MacBook Air M4は2025年3月だった。ならばMacBook Air M5は2026年3月ということになるのではないか。


