暗号資産

2026.02.06 09:00

ビットコイン急落し7万ドル割り込む──「パニック売り」加速で暴落に警戒感強まる

Mehaniq / Shutterstock.com

金価格に追従できていないことが、「安全資産」との評価を損なわせている

2025年10月に急落して以降、ビットコインが上昇する金価格に追従できていないことは、「新しい安全資産」としてのビットコインの評価を損なわせている。トレーダーの多くは、ドナルド・トランプ大統領が次の連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名したケビン・ウォーシュが本格的に職務を開始するまでは、ビットコインや暗号資産全般に対してほぼ見切りを付けている状況だ。

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これについて、オスティウムのカレドラ・フォンタナ・キアナンリンCEOは、Eメールで次のように述べている。

「安全資産への逃避という観点で見ると、ビットコインは特に金と比べて著しく出遅れた。ドルの下落に対するヘッジとして見た場合でも、ビットコインはあまり良いパフォーマンスを示さなかった。今後6カ月から9カ月にかけて、暗号資産市場全体に弱気な見方をする人が非常に多い。暗号資産を安全資産と見る考え方から、リスク資産と捉える方向へ明確な転換が起きている。暗号資産で経験を積んできたトレーダーでさえ、現在はより慎重で防御的な姿勢を示している」。

コンセンサスは、「暗号資産市場は9月ごろまで弱気が続く」

さらにキアナンリンは、「暗号資産市場は9月ごろまで弱気が続くというのがコンセンサスだ。その背景には、利下げがFRB議長の交代後まで行われないとの見方があり、仮に利下げが実施されても、リスク資産にその効果が波及するまでには時間がかかる。政策変更の効果がシステム全体に行き渡った後でなければ、本格的な上昇は見込めないとの認識が広がっている」と述べた。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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