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2026.02.06 09:30

トランプが「ワーナー買収への不介入」を表明、ネトフリ株は時間外取引で上昇

Didem Mente/Anadolu via Getty Images

ワーナー買収をめぐるこれまでの経緯

2025年12月、ネットフリックスは、ワーナーのストリーミング事業とスタジオ事業を、現金と株式を組み合わせて合計830億ドル(約12.9兆円。1ドル=156円換算)で買収することで合意したと発表し、パラマウントとの競り合いに勝利した。しかし、デービッド・エリソン率いるパラマウントはその売却手続きに疑問を呈し、ネットフリックスとの合意では分社化の対象であるケーブルテレビ事業を含む、ワーナーの全資産を1080億ドル(約16.8兆円)で買収するとの提案を行った。

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一方、ワーナーの取締役会は、ネットフリックスの提案の方が優れているとして、パラマウント案に反対票を投じるよう、株主に呼びかけた。また、パラマウント案には406億5000万ドル(約6.3兆円)の資金調達が計画に含まれているものの、これには「エリソン家によるいかなるコミットメントも存在しない」と指摘した。

その数日後、パラマウントはこれに対し、エリソンCEOの父であるラリー・エリソン(オラクル会長)から約束を取り付けた、400億ドル(約6.2兆円)の「撤回不能な」資金拠出を含む修正案を発表したが、ワーナー取締役会はこの提案についても株主に拒否するよう求めた。

1月、ネットフリックスはその提案内容を全額現金による買収に修正すると発表した。修正後の条件では、取引が承認された場合、ワーナーの株主は保有する1株あたり27.75ドルの現金を受け取ることになる。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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