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2026.02.08 11:15

食品消費税が減税になっても財布のヒモが緩まない理由

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また消費税減税で、少し贅沢な食材や食品を買う頻度が増えるかと聞くと、「変わらない」が約54パーセントともっとも多く、「たまに増えると思う」が約39パーセントとなった。

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減税になっても出費を増やさない理由を尋ねると、「減税分以上に物価が上がっており、工夫しないと生活を維持できない」との意見が多く聞かれた(約31パーセント)。また食費が多少浮いても「貯蓄のペースを早めるチャンス」と考える人も多く(約21パーセント)、いずれにせよ緊縮財政には変わりない。これが物価高にあえぐ庶民の実情だ。

だが、一部には期待もある。減税になったら少し贅沢したいという気持ちがないわけではない。具体的に何をしたいかを聞くと、鶏肉や豚肉を買っているが、牛肉を買う回数を増やしたいという意見がもっとも多い(約24パーセント)。それを裏付けるように、クラシルのレシピ検索では、「牛肉」関連のキーワードによる検索数が前年比で約1.5倍に急増したというのだ。

それにしても、慎ましい夢だ。この現状を、政治家たちはどこまで理解しているのか。食料品の消費税減税には賛否がある。選挙のときだけの空約束だと疑う気持ちも捨てきれないが、減税を掲げて政権を取った党は、自分で言ったからには公約を守ってもらいたい。

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プレスリリース

文 = 金井哲夫

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