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2026.02.05 09:30

アルファベット、年間売上高が初めて4000億ドル超に 決算予想を上回る

Shutterstock.com

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グーグルの親会社であるアルファベットは米国時間2月4日、第4四半期決算を発表し、ウォール街の予想を上回った。AI製品への需要急増を背景に同社の事業は過去1年で加速し、年間売上高が初めて4000億ドルを超えた。

アルファベットの四半期売上高は1138億ドル(約17兆9000億円)、1株当たり純利益(EPS)は2.82ドルとなり、前年同期比でそれぞれ17%増、31%増となった。2025年通期の売上高は4028億ドル、EPSは10.81ドルに達した。

FactSetによると、アルファベットの四半期売上高はウォール街予想の1113億ドル、EPS2.63ドルを上回り、通期でも売上高4002億ドル、EPS10.63ドルという市場予想を超えた。

同社は、グーグルのサービスとGoogle Cloudにおける「力強い勢い」と成長の加速を挙げた。アルファベットのクラウドサービスの売上高は48%増の177億ドル、グーグルのサービスの売上高は14%増の958億ドルとなった。

アルファベットは、2025年に1057億ドルを投じたことに言及しつつ、AI製品への需要拡大を背景に、2026会計年度の設備投資額は1750億〜1850億ドルになる見通しだと述べた。

アルファベット株は時間外取引で不安定な動きを見せ、2月4日の通常取引で2.1%下落した後、米東部時間午後4時20分過ぎの時点でさらに2.5%安となった。

アルファベットは第4四半期の決算説明会は、同社のYouTubeチャンネルで視聴することもできる。

アルファベット株は過去6カ月で70%超急騰し、先月には時価総額4兆ドルに到達した史上4社目の企業となり、エヌビディア、マイクロソフト、アップルの仲間入りを果たした。

グーグルの親会社である同社は、世界最大企業としてはエヌビディア(4兆2000億ドル)に次ぐ規模だ。この成長を牽引しているのが最新のAI開発であり、11月には高い評価を受けたモデルであるGemini 3を発表し、エヌビディアと競合する最新AIチップ「Ironwood」の提供も開始している。アルファベットは10月、四半期売上高が初めて1000億ドルを突破したと報告し、クラウド事業の需要が2026年まで急拡大するとの見通しを示していた。

アマゾンは米国時間2月5日に決算を発表し、2月25日にはマグニフィセント・セブンの最後としてエヌビディアが業績を開示する予定だ。メタ、マイクロソフト、テスラ、アップルは先週すでに決算を発表している。

アルファベットとアマゾンが出資するAI企業Anthropicは米国時間2月3日、自社のチャットボットClaude向けの新たなプラグインを発表した。同社によれば、その多くは法務、カスタマーサービス、財務分析などの業務を自動化できるという。

この追加機能は2月4日、世界のソフトウェア株を動揺させている。オラクルは5.1%下落し、インドのIT企業タタ・コンサルタンシー・サービシズ、インフォシス、テック・マヒンドラはそれぞれ7%、2.4%、4.5%下落した。日本では野村総合研究所が7.6%安と52週安値を付けたほか、富士通が2.2%安、NECが8.7%急落した。

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