米国時間2月4日、Anthropic(アンソロピック)が新たに発表したAIエージェントが世界のソフトウエア関連株を揺らがせた。この新しいテクノロジーが、これまでソフトウエア企業やITサービス企業が提供してきた法務分析、マーケティング、カスタマーサービスといった業務を自動化する可能性があるとの懸念が高まったためである。
オラクルの株価は、4日の取引開始直後に4.2%下落した。アドビは2.6%安、セールスフォースは3.3%安、トムソン・ロイターは2.4%安、アトラシアンは3%安となった。
リーガルズーム・ドットコムの株価は3.3%下落し、信用情報会社エクイファックスの3.8%安、インテュイットの4.8%安、ハブスポットの6%安に続いた。
ソフトウエア株へ多額の資金を投資する投資運用会社も下落の影響を受け、アポロ・グローバル・マネジメントは2.4%安、KKRは2.2%安、ブルー・アウル・キャピタルは1.4%安、アレス・マネジメントは2.6%安、ブラックストーンは3.2%安となった。
レクシスネクシスの親会社であるRELXの株価は3.2%下落し、オランダのソフトウエア企業ウォルターズ・クルワーは1%安となった。
4日、インド最大級のIT企業もこの下落局面に巻き込まれ、タタ・コンサルタンシー・サービシズは約7%下落した。これに続き、インフォシスは2.4%安、HCLテクノロジーズは4.5%安、テック・マヒンドラは4.5%安、ウィプロは3.7%安となった。インドのITセクターで構成されるNIFTY IT指数は、最終的に5.8%安で取引を終えた。
日本の株式市場では、野村総合研究所の株価が7.6%安となり、52週安値を付ける場面もあった。また、富士通は7.8%安、NECは11.8%安だった。



