アンソロピックの新AIエージェント「Claude Cowork」の衝撃
アンソロピックは、同社のAIエージェント「Claude Cowork」(記事掲載時現在、macOSのみ対応)向けに、数十種類の業務を自動化できるとうたう各種プラグインを公開した(編注:プラグインは、オープンソースとしてGitHub上で11種類が配布されている)。対象はカスタマーサービス、プロダクト管理、マーケティング、法務、データ分析などだ。
アンソロピックによれば、これらのツールは、財務諸表の作成、営業見込み客の調査、営業活動の準備、カスタマーサポート対応文の作成、秘密保持契約の評価などに加え、契約書や法務文書のレビュー、財務モデルの構築も可能だという。
AIによる自動化が急速に進み、企業の業務プロセスの置き換えが起きるのではないかとの懸念は、この1年で広がってきた。2025年3月に公表された調査では、IT責任者の約53%が、AIによって人員削減が可能になると予想していると回答した。一方で、多くの回答者はAIが生産性を高めるとも述べている。
AIは業務フローやビジネスプロセスの改善に活用されるものであり、AIが人間の従業員を置き換えるとの懸念を否定する声もある。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOも、AIがソフトウエア企業を置き換えることはないと主張し、「それは世界で最も非論理的なことだ」と述べている。フアンは、AIは「ツールを再発明する」ものではなく、「ツールを活用する」ものだと語った。


