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2026.02.05 08:30

アンソロピックの新AIエージェントにより「ソフトウェア不要論」が世界に拡大、インドIT株が急落

Jakub Porzycki/NurPhoto via Getty Images

エヌビディアのジェンスン・フアンCEO、AIによる「ソフトウェア不要論」を否定

サンフランシスコで開催されたシスコの主催イベントに登壇したエヌビディアのジェンスン・フアンCEOは、AIツールがソフトウエア企業を置き換えるとの懸念を否定している

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フアンは聴衆に対し、「ソフトウエアはツールである。ツール産業が衰退し、AIに取って代わられるという考え方があるが、AIがそれらを置き換えるとの懸念でソフトウエア企業の株価が大きな圧力を受けているというのは、世界で最も非論理的な話だ」と語った。さらにフアンは、AIの役割は「ツールを再発明する」ことではなく、「活用すること」にあるとし、「AIにおける最新のブレイクスルーは、ツールの活用に関するものだ」と主張した。

アンソロピックのClaude Coworkとは?

アンソロピックが1月にリリースしたClaude Cowork(記事掲載時現在、macOSのみ対応)は、ここ数週間で新たなプラグインが追加され、その機能を拡張した(編注:プラグインは、オープンソースとしてGitHub上で11種類が配布されている)。この新エージェントは、契約書や法務文書のレビュー、財務モデルの構築などを含め、法務、営業、マーケティング、データ分析などの分野におけるさまざまな業務を自動化できるとされている。Claude Coworkの実効性は依然として不透明であるものの、投資家は、このエージェントがソフトウェア企業の提供価格よりも低いコストで同様の業務をこなすことで、ソフトウェア企業の利益率に影響を及ぼす可能性を懸念している。

ロイターのインタビューに対し、あるアナリストは、こうしたAIツールがインド企業のエントリーレベル人材が担ってきた基礎的な開発やテスト業務を代替し得るため、これらのインド企業が特に大きな影響を受ける可能性があると述べた。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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