暮らし

2026.02.07 18:00

満たされないのは「受け止め方」の問題、恋愛相手に大切にされていると感じられるようになる4つの方法

Shutterstock.com

2. 「愛されていること」と「安心」を区別する

安心と愛は同じではない。繰り返し「私のこと好き?」と尋ねたり、常に自分が重要であることを示すものを求めたりするとき、その人が探しているのは多くの場合、脅威からの解放だ。愛着の仕組みが危険を探知し、その警報を静める手段として恋愛関係を利用している。

advertisement

だが問題は、安心は一時的に不安を和らげるだけで、持続的な安全感を生まないことだ。実際、2020年の研究では人が恋愛関係の中で安心を感じるのは、パートナーが頻繁に愛情を表現をするからではなく、自分のニーズに一貫して応えてくれるためであることが示された。

具体的には、相手が自分の感情に気づき、それを真剣に受け止め、それに伴って行動を調整してくれると感じると、相手に対する愛着不安や回避傾向は低下する。研究によると、これは生涯を通じて恋愛関係で不安定だった人にも当てはまっていた。

つまり、安全を感じるために応答性を必要としている。安心感は長続きしないからだ。 これは、あなたが疲れている時に予定を変えてくれたり、あなたにとって大切なことを覚えていてくれたり、けんかをした時に修復してくれたりするパートナーに、肯定の言葉を延々と繰り返すだけで実際に行動を変えないパートナーよりも、より愛情深く感じられる理由でもある。

advertisement

大切にされていると感じるためには、肯定の言葉よりも実際に影響を与えた瞬間を追うといい。次の点に注意したい。

・あなたが圧倒されているとき、相手は受け止めてくれるか
・あなたの好みが相手の判断に影響しているか
・あなたを傷つけたときに、相手がどれだけ誠実に修復しようとするか

自分が重要だと気づいた時に神経は落ち着く。つまり、自分の感情やニーズ、境界線が次に起こることを形作る。脳にとって、それこそが「愛されている」という感覚だ。

3. 自分の中で自己価値を育む

自分への信頼が低いほど、他の人に自分の価値を肯定してもらう必要がある。これは恋愛関係において最も奇妙な真実の1つだ。

心理学の研究では、自尊心には2つの要素があることが示されている。1つは内的なもの、つまり自分の基準や経験、誠実さに基づく自己評価だ。もう1つは外的なもので、他人があなたをどのように扱い、認め、評価するかに基づく自分が大切にされているという感覚だ。

専門誌『Cross-Cultural Research』に掲載された大規模な研究では、一部の人は自己価値を主に他人の評価から得ていることが示された。その場合、自尊心は社会的に非常にもろくなる。返信が遅れた、口調が変わった、距離を感じただけで自己価値が揺らぐ。結果として、あなたの価値感は他人に依存しているため、神経系は常に社会的サインを監視する。

こうした状況から抜け出すには、自己価値の重心を内側に戻すことだ。それは肯定的な言葉よりも、予測可能な自己尊重の行動によって起こる。たとえば次のように小さなことから始めるといい。

・疲れたら休む
・気になることがあれば言葉にする
・必要なら距離を取る

自分のサインを尊重するたびに、「誰かが反応する前でも自分の経験は大事だ」という感覚が強まる。やがて関係の感じ方も変わる。自身にとって自分が大切な存在になると、相手がどれだけ自分に注意を向けるかに自分の価値を見出さなくなる。相手の愛情はあなたが生きる上で必要不可欠なものではなく、享受するものになる。

次ページ > そらすことなく「受け取る」練習をする

翻訳=溝口慈子

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事