「会談が実現することは確認できる。現在、双方が細部を詰めているところだ。カナダは世界で最も高品質で、最も純度の高いウランを有している。我々は歴史的にインドにウランを供給してきた」とホジソンは語った。
「我々は世界各国に平和目的のためのウランを供給している。供給を拡大できる大きな機会だ」
「これによりインドは低コストで高品質なウランの新たな供給源を得ることができる。我々は新たな顧客を得ることができる。インドはより安全で、より強靱になる。我々もより安全で、より強靱になる。これはウィンウィンの関係だ」と同は付け加えた。
関係の「リセット」
こうした歩み寄りは、ホジソンが「リセット」と表現する、両国関係の立て直しを象徴する動きでもある。両国は2023〜24年にかけて、大きな外交的対立を経験している。
対立の発端は、当時のジャスティン・トルドー前首相率いるカナダ政府が、インド情報機関に関係する人物らが、ブリティッシュコロンビア州でシク教分離主義者を暗殺したと主張したことだった。
非難と否定の応酬により両国関係は悪化し、双方で複数の外交官が追放される事態にまで発展。二国間の通商交渉もほぼ停滞した。
しかし昨年11月、現職のカーニー首相がインド側に働きかけ、この対立に終止符を打ち、悪化した関係の修復を図った。
現在、両国はその動きを具体化しつつあるようだ。ホジソンは次のように締めくくった。「我々は、このリセットによって両国にとって相互に利益のある成果を生み出したいと考えている。現状、カナダとインドの二国間貿易はわずか300億ドルにすぎない。カーニー首相と現政権は、ウランから鉱物資源、炭化水素、そしてカナダが提供できる多くの天然資源を通じて、これを今後10年で倍増させることを見込んでいる」


