経営・戦略

2026.02.04 10:30

史上最大の人員削減を発表したアマゾン、だが「AIが職を奪う論争」とは無関係

Sven Hoppe/picture alliance via Getty Images

投資戦略を考える上での本当の問い

アマゾンによる1250億ドル(約19兆4600億円)の設備投資、AWSの成長、AIインフラ構築は、正当な投資戦略上の論点を提供している。しかし問題は、AIが事業を変革するかどうかではなく、アマゾンの評価が、彼らの戦略の執行リスクを織り込んでいるかどうかだ。

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アマゾン株の実績ベースのPER(株価収益率)は約33倍となっており、小売セクターの中央値を上回る。その堅調なファンダメンタルズにもかかわらず、過去1年間でアマゾンの株価はS&P500のパフォーマンスを下回った。直近12カ月ベースのフリーキャッシュフローは、設備投資が509億ドル(約7兆9300億円)増加した影響で69%減少し、148億ドル(約2兆3100億円)となった。アマゾンはインフラ投資に充てるための資金として、2025年11月に150億ドル(約2兆3400億円)の社債を発行している。

強気のシナリオは、AWSの収益化、広告事業の成長(現在のランレートは約10兆9000億円超)、そしてAIサービス収入に依存する。弱気シナリオでは、マイクロソフトとグーグルからの競争圧力、莫大な設備投資と不確実なリターン、インフラ投資による利益率低下が懸念される。

いずれのシナリオも、3万人のレイオフがAI主導だったかどうかには依存しない。少なくともジャシーはそれを否定している。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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