3.一層、懸命に働く
脇目も振らず良い仕事をしていれば、いつか誰かが気づき、報われる、という考えは現代の職場において最も危険な誤解の1つだ。現実には「黙々とした」取り組みは誰の目にもつかないことが多い。昇進や機会は、誰よりも懸命に働いた人ではなく、懸命に働いた結果が意思決定者の目に留まりやすい人にいく。
代わりにすべきは、努力と戦略的な可視性を組み合わせることだ。重要なプロジェクトの進捗をチームの共有チャネルで発信することで取り組みを「可視化」する、主要なタスクを終えたら成果をまとめて上司にメールで伝える、など。自慢するためではなく、自分の貢献を認識して理解してもらうための行為と考えるといい。
4.自分の職務を極める
あなたは自分の職務で頼りにされる専門家だろうか。有能で知識も豊富、非常に頼りになると認識されている。それは強みのように思えるが、同時に罠にもなり得る。上層部から「昇進させるには惜しすぎる」と見られ、同僚が次の挑戦へ進む中で、自分だけがその場に留め置かれる可能性がある。真のキャリア成長は今の仕事を完璧にこなすことではなく、次のレベルに進む準備ができていることを示すことから生まれる。
この罠に陥らないようにするためには、自分の主要な責務を極めたら一段上の問題を解決する機会を模索し始めることだ。上司が抱えているプロジェクトの一部を進んで手伝う、将来参加したいチームの会議に出席させてもらうなど、職務記述書を超えた意欲を示そう。
5.昇進の順番を待つ
明確なキャリアの階段があり、我慢強く順番を待てばいずれ昇進の番が回ってくると信じていないだろうか。変化の激しい現代のキャリア環境では、待っている人に「順番」が回ってくることはほとんどない。機会は整然と与えられるものではなく、積極的に求める人がつかみ取るものだ。
自分のキャリア成長は自分で責任を持つ必要がある。まずは、キャリアを前進させるための率直な質問を上司に投げかけることから始めるといい。面談を設定し、会社で成長したいという意欲を伝え、1年〜1年半以内に次のレベルに到達するために何が必要かを尋ねる。この姿勢は、ただ待つだけの立場から、積極的にキャリアを共同設計する立場へと変える。
2026年の目標を立てるにあたって、ただ「もっと頑張る」ことではなく、「より賢く働く」ことに目を向けるべきだ。時代遅れの「良い」習慣を戦略的で現代的な選択に変えることで、あなたは自分のキャリアを自分でコントロールできるようになる。そしてその努力は認められ、真にふさわしい成長へとつながる。あなたならできる。


