過去を振り返ると、エヌビディア株はこれまでに複数回の大規模な上昇局面を経験してきた。同社株は、特に2016年や2024年を中心に、2カ月以内に50%を超える上昇局面を11回記録している。また、2017年や2024年といった重要な年を含め、同様の期間で30%を超える上昇を記録したケースも15回に及ぶ。
こうした過去のパターンが今後も継続するのであれば、今後出現するカタリスト(株価変動の材料)によって、エヌビディア株は再び大幅な上昇を遂げ、投資家に相当なリターンをもたらす可能性がある。
特に、以下の3つのカタリストが重要だと考えられる。
1. ソブリンAIインフラの開発
2. 「プロフェッショナル・ビジュアライゼーション」関連製品、および車載コンピューティング
3. ブラックウェルの利益率改善
1. ソブリンAIインフラの開発
・詳細:数十億ドル規模の国家契約の獲得。ハイパースケーラーの想定を超える速度でのデータセンターの拡張
・影響を受ける事業:データセンター事業
・想定時期:2026年を通じて
・根拠:各国からの需要増加に関するジェンスン・フアンCEOの発言。インド、日本、フランス、カナダで公表されているAI関連の取り組み
2. プロフェッショナル・ビジュアライゼーション事業、および自動車事業における転換点
・詳細:売上成長率1桁台後半から20%超への引き上げ。ソフトウェア比率の上昇による粗利益率の改善
・影響を受ける事業:自動車事業、およびプロフェッショナル・ビジュアライゼーション事業
・想定時期:2026年半ば
・根拠:EV業界の注力点がインフォテインメントから集中型AIコックピットへと移行していること。また、大手OEMによる「NVIDIA DRIVE」プラットフォームの採用拡大



