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2026.02.05 08:15

若手の管理職離れは誤解だった 出世望む新卒6割が求める「都合のいい条件」

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「若手の管理職離れ」は本当だろうか。昇進に興味がない、責任を負いたくない。そんなイメージで語られがちな新卒世代だが、キャリア支援を手がけるベースミーが24〜27卒の新卒世代450名を対象に実施した調査では、約6割が出世に意欲を示したことがわかった。

出世の理由は給与が圧倒的

出世を目指す理由で最も多かったのは「給与・待遇を上げたいから」で213名。次いで「裁量権を持って仕事がしたい」が80名、「転職や独立の際に役立ちそう」が42名と続いた。

一方、出世を望まない85名の理由は「プライベートの時間を大切にしたいから」が45名で最多、「責任を負いたくないから」が42名だった。

新卒世代は出世に対して明確な損得勘定を持っている。給与のために出世する価値があると判断すればする、そうでなければしない。その判断軸は極めてシンプルだ。

具体的なフィードバックが理想

上司の理想のマネジメントスタイルを尋ねたところ、「良い点・改善点の具体的なフィードバック」が201名、「褒めて育ててほしい」が189名で上位を占めた。「成長につながるなら厳しく指導してほしい」は48名で最下位だった。

注目すべきは、出世意欲の高い層ほど上司との「フランクな関係」を求める傾向が顕著だった点だ。出世意欲の高い271名のうち、フランクな関係を求める人が84名だったのに対し、距離を保ちたい人は32名にとどまった。

理想の上司像については、「5〜10歳上の程よい距離感」が110名で最多。出世意欲の高い層に絞ると81名がこれを選び、「年齢差5歳以内」の47名を大きく上回った。

実利と心地よさの両方を要求

調査が映し出すのは、自分にとって都合のいい条件を明確に求める新卒世代の姿だ。給与のために出世したい、上司とはフランクに接してほしい、具体的に褒めて育ててほしい。心地よい環境と経済的なメリットを両方手に入れたいという要求は率直すぎるほど率直だが、自分の望む働き方をはっきり言語化できる力とも言える。

企業側から見れば扱いにくいかもしれないが、彼らの期待に応えられれば高い意欲を引き出せる可能性もあるのかもしれない。

【調査概要】
調査対象:24〜27卒の大学生450人
調査時期:2025年12月 
調査方法:インターネット調査

プレスリリース

文=池田美樹

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