映画

2026.02.02 18:00

ネトフリのフィギュアスケート・ドラマ『氷上に咲け』、批評家サイトでスコア100%を獲得

氷上に咲け(Netflix)

氷上に咲け(Netflix)

NetflixのシリーズがRotten Tomatoes(ロッテン・トマト、映画・ドラマの批評集積サイト)で100%のスコアを獲得して配信開始するのは久しぶりだが、今回新たにそれを達成した作品が登場した。少なくとも現時点では、だが。

その作品は『氷上に咲け』(Finding Her Edge)という新作のアイススケート(フィギュアスケート)ドラマである。別のNetflixのアイススケートドラマで、1シーズンで打ち切られた『栄光へのスピン』(Spinning Out)と混同してはならない。なお『栄光へのスピン』の主演だったカヤ・スコデラーリオは、その後Netflixの『ジェントルメン』(The Gentlemen)で大きく当てている。

いまのところ『氷上に咲け』のRotten Tomatoes批評家スコアは100%だが、観客(視聴者)スコアは現時点ではそれより低い。まだレビュー数は多くないものの、出だしとしては十分に堅調だ。シリーズの作品紹介は次のとおりだ。

「3人の姉妹が、家族に受け継がれてきたフィギュアスケートの遺産がもたらす重圧の中を歩んでいく。アドリアナは、元パートナーのフレディへの想いを抱えながら、新パートナーのブレイデンとトレーニングに励む。スポンサー獲得のためブレイデンとの偽装恋愛を演じることになり、彼女の苦悩はさらに深まっていく」

この「宣伝目的の偽装恋愛」というコンセプトは、まさに今日的なテーマだ。実際、プロジェクトのプロモーションのために「噂」を利用するスターたちも見られる。過去には、映画『恋するプリテンダー』(Anything But You)でのグレン・パウエルとシドニー・スウィーニーがそうだった。現在では、映画『嵐が丘』(Wuthering Heights)でジェイコブ・エロルディとマーゴット・ロビーが同じことをしているのではないかと噂されている。おっと、話がそれた。フィギュアスケートに戻ろう。

氷上に咲け(Netflix)
氷上に咲け(Netflix)

『氷上に咲け』は、比較的無名のマデリン・キーズがアドリアナ役を務める。彼女はジェニファー・ローレンスにそっくりだ。少なくとも7割くらいは。残りのキャスト一覧を見ても、若手でもベテランでも、私には見覚えのある名前が1つもない。共演のハーモン・ウォルシュは、少なくとも4本のクリスマス向けロマンス映画に出演してきた。

そして……見ればわかると思う。彼だけでなく、この作品全体が演技も脚本も「あの雰囲気」を漂わせている。妻がこのドラマを見ているのだが、私が目にした限りでは、この100%がどこから来ているのか正直わからない。レビューが増えれば失われる可能性もあるが、現時点で批評家はこう言っている。

The Hollywood Reporter:「率直で当たり障りがなく、たまに気晴らしにはなるものの、完全に引き込まれることはありません。通勤中や洗濯物をたたんでいるとき、あるいは(正直に言えば)スマホをスクロールしている間の『ながら見』として楽しむのが、おそらく最適でしょう」。

What She Said:「全8話の本作はHallmark(ホールマーク、家族向けロマンス映画で知られる米ケーブルチャンネル)の初期作品のような趣だが、氷上でも陸上でも全力を尽くす俳優たちには拍手を送りたい」。

そうだ、Hallmarkっぽいという連想をしたのは私だけではない。見れば分かる。あるいは見なくてもよい。私としては、アイススケートが本当に好きか、Hallmarkのクリスマス映画が本当に好きでない限り、見ないほうを勧めるだろう。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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