スマートフォンとともに育ったデジタルネイティブ世代の女子高生たちに、変化の兆しが見えている。全国の現役女子高生3万人を対象に行われた調査から浮かび上がったのは、スマホを中心とした生活から一歩距離を取り、「手触りのある時間」や「自分の内側に向かう時間」を重視する姿だった。今どきの女子高生のトレンド調査を実施したのは、株式会社with tが運営する「女子高生ラボ」だ。
デジタル世代に起きている「アナログ化」
調査結果によると女子高生たちの「スマホ以外の時間の使い方」として目立ったのは、シール集めや写真コラージュ、編み物、ビーズ作り、絵を描くといった「手を動かす趣味」だった。




調査元の考察では、これを「デジタル疲れ」と「平成リバイバル」の影響と捉えている。スマホ画面越しの消費が当たり前になった今だからこそ、あえて時間をかけて作り、集め、残す体験に価値を感じる女子高生が増えているという。
気分転換ではなく「整える」ためのカルチャー
スマホ以外の時間の使い方は、ハンドメイドに限らない。散歩や音楽鑑賞、読書、カメラといった、思い立ったらすぐできる趣味も多くあげられている。



調査元の考察によると、これらは情報量の多い日常から一時的に距離を取り、頭や気持ちを切り替えるための手段として選ばれているという。常に誰かとつながるSNSとは異なり、自分のペースで続けられる点が支持されているようだ。「楽しむため」だけでなく、「自身を整えるため」に時間を使う。その意識が、趣味の選択にも表れている。



