「消費」よりも「深掘り」
今回の調査で特徴的だったのが、勉強や資格取得を趣味として捉える女子高生の存在だ。


流行を追いかける消費型の楽しみから、将来や自分の関心につながる分野を主体的に深掘りしたいという価値観へと変化しているのだろうか。情報収集が容易な環境にあるからこそ、「身につくこと」「積み重なること」に意味を見出しているようだ。学びは義務ではなく、自分をアップデートするための前向きな時間へと位置づけられつつある。
今回の調査から見えてきた女子高生の姿は、まるでスマホがなかった時代の女子高生たちのライフスタイルを思い起こさせるものだった。ラジオから流れてくる音楽を聴き、手を動かしながら、または何もしないで自分だけの世界に没頭する時間。そこには他者からの評価や「映え・バズる」を前提としない、内向きで静かな楽しさがある。
デジタルネイティブ世代があえてそうした時間を選び始めていることは示唆的だ。スマホとどう距離を取り、自分の時間や感情とどう向き合うのか。この動きが一過性のトレンドなのか、それとも次の価値観の兆しなのか。今後、丁寧に考えていく必要がある。
【調査概要】
調査名:3万人の女子高生に聞いた!スマホ以外の趣味調査
調査期間:2025年12月20日ー21日
調査手法:「女子高生ラボ」公式Instagram(ストーリーズ)によるアンケート調査
調査対象:全国の女子高生3万人
調査実施:株式会社with t「女子高生ラボ」
出典元:『女子高生ラボ』調べ


