OpenAIは水面下でソーシャルネットワークを構築しており、利用者がボットではなく人間であることを確かめるため、World(ワールド)が利用している眼球スキャン用デバイスOrb(オーブ)やアップルのFace IDのような生体認証による確認の採用を検討している(編注:Worldは、サム・アルトマンが共同設立したTools for Humanityが運営する暗号資産プロジェクト。虹彩スキャンによる生体認証・本人確認を用いてオンライン上で人間を識別する)。
OpenAIによる独自ソーシャルネットワークの開発は、ある1つの使命を軸に具体化しつつあるようだ。すなわち、かつてTwitterと呼ばれたプラットフォーム(現X)を、終わりのない有害で毒々しいヘドロ溜まりにしてしまったボット問題を根絶することである。
プロジェクトに詳しい関係者がForbesに語ったところによると、このソーシャルネットワークはまだ開発のごく初期段階にあるが、「実在の人間だけ」が参加できるプラットフォームとして構想されてきた。ChatGPTやSoraといったアプリが爆発的に広まったAI大手として、OpenAIがその勢いを生かそうとしている中で、これは潜在的な売り文句になり得る。ただし、仮に立ち上げれば、X、インスタグラム、ティックトックといった強力な既存勢力がひしめく市場に踏み込むことになる。



