米国の債務水準の上昇に伴い、海外投資家は資金の分散を引き続き進める見込み
「トランプが再び掲げた生活費負担軽減の政策のもとで、的を絞った景気刺激策が推進されるにつれ、米国の債務水準は中間選挙に向けてさらに上昇する可能性が高い。その結果、海外投資家は米ドルからの分散を引き続き進めるだろう」と、10Xリサーチのマーカス・ティーレンCEOは、Eメールで配信したノートの中で述べた。ティーレンは、米ドルは「崩れつつある」と表現し、中国がビットコインと暗号資産に対する否定的な姿勢を緩め始めている点を指摘した。
金や銀が割高になるにつれ、ビットコインが再評価されると強気派は期待
「これまでのところ、この変化の最大の受益者は金である。しかし時間の経過とともに、ビットコインも恩恵を受けるはずだ。特に、金や銀といった代替的な準備資産への需要が高まり、価格が割高になっていけば、それはなおさらだ」。
ビットコイン価格は2026年に入ってからも下落基調を脱していないが、長期的に強気な見方をする投資家は依然として、ビットコインは最終的には反転すると確信している。
「現時点ではビットコインのテクニカル構造は弱いままだが、形成されつつあるマクロ要因は、何らかの触媒が現れた瞬間に、広範な影響を及ぼす可能性がある」と、ティーレンは述べる。これは「より大きな物語が水面下で静かに進行している」ことを指しており、「ひとたび火花が散れば、価格の再評価は緩やかなものという範囲には収まらないだろう」と彼は付け加えた。


