ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、インテルは米国時間1月23日にその時価総額の17%を失った。
表面的なこの下落の理由はインテルの2025年第4四半期決算が玉石混交の内容だったことにある。インテルは売上高と調整後EPS(1株あたりの純利益)で市場予想を上回った一方で、2026年第1四半期の成長見通しを大幅に引き下げた。
失望を招いたガイダンスの根本原因、すなわち、インテルの中央処理装置(CPU)に対する需要が大きく増加する局面を前に、生産能力を削減したことは、驚くほどつたない戦略判断だと私には思える。
「我々は数年にわたる取り組みの途上にある」と、インテルのリップブー・タンCEOはWSJに語り、「時間と覚悟が必要だ」と付け加えた。
私は、今回のインテル株価の下落を買いの好機とは見ていない。実際、多くのアナリストも楽観的ではない。ヤフー・ファイナンスによれば、そうした意見を持つアナリストの1人であるバーンスタインのステイシー・ラスゴンは、インテルは今後10年間苦戦が続くと予想している。
インテル株が下落した理由
私の考えでは、企業が四半期の投資家予想を上回り、ガイダンスを引き上げれば株価は上昇し、そうでなければ下落する。
玉石混合の決算は悪い結果につながり得る。インテルが示したのはまさにそれだった。CNBCによれば、2025年第4四半期の売上高は137億ドル(約2兆1100億円)と、コンセンサスを3億ドル(約500億円)上回る良い内容だった。一方で、2026年第1四半期のガイダンスでは、売上高が122億ドル(約1兆8800億円)と市場予想を3億5000万ドル(約538億円)下回り、EPSも0ドルと、0.08ドルを見込んでいた市場予想を下回った。



