目まぐるしく変化する現代のビジネス環境において、自身のキャリアの「将来性」に不安を抱く人は少なくない。かつて安泰とされた職業がテクノロジーに代替される一方で、人手不足が深刻化する業界では新たな価値が見出されている。人材派遣サービスを提供するR&Gが実施した「将来性があると思う仕事に関する意識調査」の結果からは、AIに淘汰されない専門職に注目が集まっていることがうかがえる。
それによると、将来性があると思う仕事としてトップになったのが「看護師」で20.6%だった。次いで2位に「介護職」(12.4%)、3位に「医師」(12.2%)がランクインしており、医療・介護関連の職業がトップ3を占める結果となった。

これらの職業が支持される最大の理由は、少子高齢化に伴う「需要の確実性」にある。特に看護師については、高齢化により医療を必要とする人が増え続けている現実が背景にある。また、IT化が進む中でも、対人コミュニケーションや個別性の高いケアが求められるこれらの仕事は「AIに完全に代替されることはない」という信頼感が、将来性という評価に直結しているようだ。
一方で、現在の自分の仕事に対して将来性を「あまり感じない」と回答した人は45.0%に上る。約半数の人が、自身の立ち位置に危機感を抱いている現状が浮き彫りとなった。




