カルチャー

2026.02.12 16:15

女性エスコートは「店選びから会計まで」一気通貫、マナー以上の一流スタイルとは

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自分は何を着るか━━入店から着席

さて、お店に向かう当日の装いです。ここで貴方のファッションセンスを主張する必要は 1 ミリもありません。奇抜なアイテムで目立とうとせず、徹底して客層に溶け込むことを意識してください。イメージすべきは、義理の父や取引先の役員に遭遇しても失礼にあたらない節度あるスタイルです。ここで、事前に下見をしてお店の空気感を肌で感じておいたことが、大きなアドバンテージとなります。

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店内での具体的な立ち振る舞いについては、別途 高級レストランで店から「一流の客」と囁かれる52のマナー:着席までなどの記事を参照していただくとして、ここで肝に銘じてほしいのは、細かなルールに拘泥せず、あくまで臨機応変に対応する柔軟さです。「レディーファースト」という言葉は大仰に響くかもしれませんが、その本質は形式ではなく、彼女がいかにリラックスして食事を楽しめるかを最優先することにあります。

例えば先ほど、「円テーブルで角度をつけて座るのが良い」と述べましたが、それも絶対の正解ではありません。いざ席に着いてみれば、周囲がいわゆるパパ活・ギャラ飲みの様相を呈している場合、彼女は同一視されることを最も嫌うでしょう。あるいは、大人数のグループが馬鹿騒ぎを始めたり、隣の席で独特なワイン会が催され、ヲタサーの姫のような講師を年配男性たちが異様な熱気で取り囲んでいる、そんなカオスな状況も起こり得ます。

環境の不快さは、人間関係だけではありません。案内された席に強い西日が差し込んでいたり、空調の風が直撃して肌の乾燥を招いたり、あるいは入り口付近で外気が入り込み、寒さを感じることもあるでしょう。そうした予期せぬ事態に直面した際こそ、マニュアル通りのセオリーは捨ててください。何よりも優先すべきは、環境の悪い席や不快な側は全て自分が引き受けるという気概です。状況があまりに酷い場合は、我慢せずに席の移動をスタッフに申し出るなど、彼女を守るために積極的に動くことこそが、真のレディーファーストと言えるでしょう。

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