カルチャー

2026.02.12 16:15

女性エスコートは「店選びから会計まで」一気通貫、マナー以上の一流スタイルとは

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座席選び━━カウンターかテーブルか

座席選びにおいて、カウンターかテーブルかは悩みどころです。カウンター席は「親密度が増す」と言われますが、親しくない間柄では物理的距離が近すぎ、パーソナルスペースを侵害して警戒心を抱かれる懸念があります。一方で、テーブル席で真正面から向き合うのも視線のやり場に困りがちです。そこで推奨したいのが、「円テーブルなどで 120 度ほどの角度をつけて座る」ことです。この配置なら相手に圧迫感を与えず、カウンターほど近くなく、対面ほど遠くもありません。ずっと顔を見合わせる必要がなく自然に視線を外せるため心理的なゆとりが生まれ、会話も弾みやすくなります。お店を探す際は、そういった座席があるかどうかもチェックポイントにしましょう。

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候補のお店に目星をつけたら、ぜひ一度、下見に行ってみてください。ネット上の口コミを鵜呑みにせず、実際の雰囲気や騒音レベル、スタッフの対応を肌で感じることが大切です。意外と見落としがちなのがコースの所要時間です。中には完食まで 3~4時間かかるお店もあり、終電やその後の予定に影響しかねません。私の友人には客単価 5 万円超の鮨屋で 4 時間近く拘束され、途中で女性に帰られてしまったという悲しい実例があります。

無事、候補を用意して相手に選んでもらう際には、お店のリンクを送っておきましょう。相手はお店の雰囲気を事前に把握でき、TPO に合わせた服装選びがしやすくなります。また、苦手な食材やアレルギーの有無は、必ず事前に確認するようにしてください。当日お店に伝えても対応できないことがありますし、何より席に着いてから「あれはダメ、これもダメ」とやり取りをするのは、せっかくの場の雰囲気を壊し、気まずい空気を作ってしまいます。

予約の際は、先ほどの NG 食材や座席の指定に加え、利用の目的や関係性も伝えておきましょう。お店側があらかじめ関係性を把握していれば、スタッフの接客態度や距離感も最適化されます。状況に応じたスマートなサポートを引き出すためにも、事前の情報伝達は非常に有効です。

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