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2026.01.30 17:00

本当に愛されている証拠ながら「あなたをイラつかせる」パートナーの習慣

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人が「愛されている」と感じた体験について語るとき、その話に注意深く耳を傾けると、感情的に安心できる経験や習慣が挙げられることが多いことがわかる。例えば、すぐに安心させてもらえること、摩擦なく受け入れてもらえること、可能な限り不快感を避けてもらえることなどである。

この文化的な文脈において、愛はたいてい「心地よいもの」として語られるが、その期待自体は必ずしも不合理なものではない。しかし、心理学的研究は、この愛の理解がやや不完全であることを示している。

深く持続的な愛と強く結びついている行動の中には、その瞬間にはまったく心地よく感じられないものも少なくない。それらはむしろ、不便で、いら立たしく、時には歓迎されないものとして受け取られることさえある。

現実の愛は、温かさや承認だけで表現されるものではない。「感情的な投資」としても表現される。すなわち、居心地の悪さを避けて感情的な安堵を選ぶのではなく、不快な状況でも関わり続けようとする意志である。

すぐに得られる安心感を長期的な明確さよりも優先するパートナーは、関係の初期段階では口論が少ないと報告することが多いが、その後に感情的な距離が広がりやすい。これに対し、説明責任と成長のために短期的な不快感を受け入れるカップルは、時間の経過とともにより強靭な関係を築く傾向がある。

言い換えれば、パートナーが本気で気にかけていることを示す最も明確なサインは、慰める能力ではなく、必要な場面で快適さをあえて揺さぶる意志にある。

本稿では、多くの人をいら立たせはするものの、パートナーがあなたに大きく投資していることを確実に示す2つの習慣を紹介しよう。

習慣1:物事を「なかったこと」にしない

物事を引きずる人といると、疲れてしまうと言う人は多いだろう。感情の高ぶりが落ち着いた後になって問題を蒸し返すパートナーは、前に進む気がない、あるいは緊張を意図的に長引かせているように感じられることがある。

例えば、数日前のそっけない一言を持ち出し、「あれは本当に解決したとは思えない」と言って、あなたの中ではすでに決着がついたはずの口論に戻ってくる場面を想像してほしい。その瞬間、過去の話を掘り返すことは、必要のないことだし、場合によっては思いやりに欠ける行為だとさえ感じる人も多いだろう。

しかし、心理学的に見ると、双方にとって本当に解決するまで物事を手放さない姿勢は、強い感情的な投資の表れであることが多い。関係を大切にするパートナーは、それをすぐに片づけるべきものではなく、正確に修復する価値のあるものとして扱う傾向がある。

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翻訳=江津拓哉

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