言い換えれば、上司をイライラさせる業務を部下、つまりチームメンバーがきちんとやってくれたら幸せということになる。事実、部下がどれほど自律的に動いているか、そして幸福度の点数を尋ねると、メンバーの自律度が高いほど幸福度も高くなるという相関が見られた。

ちなみに、チームメンバーがいないと答えた人の満足度は意外に高い。自走できないメンバーは足手まとい、かえって作業効率が落ちるということか。
そこでミズカラは、上司が辛そうにしていたら、自分がやるべき業務を上司に押し付けていないかを考える、他のメンバーにも「自走」を促す、また余計な会議への出席を求めなくてもいいように業務を「私に任せてください」と進言するなどの提案を、部下に対して行っている。そうすればみんなハッピーになれるということだ。
この調査は部下に向けたものなので、部下が行動を改めることでチーム全体の雰囲気も仕事の効率も上がるという趣旨なのだが、そうした自走できるメンバーを育てるのは、管理職が本来行うべきマネジメントの一部でもある。そこは上司にも歩み寄ってほしいところだ。


