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2026.01.29 14:00

新入社員対応に追われる毎日から解放──2026年、AIでオンボーディングの負荷を減らす7ステップ

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ステップ5:

新入社員をチャットボットへ誘導する(例えばZapier(ノーコード自動化ツール)経由で連携し、Slack、Teamsなどで有効化できる)。新入社員は、必要に応じて質問を投げられるため、ちょっとした質問であなたに何度も連絡してくる必要がなくなる。AIは即座に回答し、必要に応じて、確認のための文書へ誘導する。

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ステップ6:

Loom AI(画面録画・共有ツール)やScribe(手順書自動作成ツール)を使って、手順のステップ・バイ・ステップのウォークスルー(作成者が成果物について関係者に説明し、フィードバックを受けるレビュー手法)を記録する。これにより、メンバーから呼び出されるたびに応対し、画面共有でプロセスを案内する負担を避けられる。手順はすべて事前に記録され、チャットボットがLoomの画面キャプチャやScribeの文書に新入社員を案内できる。

ステップ7:

それでも不明確で解決していない点は、AIが管理職であるあなたにエスカレーションする(指示を仰ぐ)。

このプロセス全体を通じて、システムが適切に機能しているか、ハルシネーションが出ていないか、フリーズしていないか、誤った情報へ誘導していないかを継続的に確認する。

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また、新入社員に対して、システムがどのように機能しているか、オンボーディング体験を改善するために何ができると感じるかについて、フィードバックを求める。

新しいスタッフを継続的に採用している新しいチームを率いていたとき、最も時間を取られた作業の一つは、ほぼ毎日のように振り出しに戻り、同じ説明、同じ画面上のウォークスルー、同じオンボーディングの社内規程や文書を、前回の新入社員にしたのと同じように繰り返さなければならないことだった。

そしてこれは、かなりの時間を奪った(これは、AIが今日のように大きな存在になる前の話である)。

ただし誤解しないでほしい。管理職と従業員の時間は非常に重要であり、特に最初の90日間は、次の要素を確かなものにする。

・会社への理解
・役割に対する自信
・従業員エンゲージメントと従業員体験
・相互の信頼

しかし、簡単に自動化できる単純作業の案内に毎週何時間も費やすよりも、週に1〜2時間を使って新入社員と向き合うこと。そして関係性を深め、キャリアの目標や仕事上の志向を理解し、会社文化全体の中でどう適合するかを把握するほうが、時間の使い方としてははるかに良い。

新入社員にとっては、24時間365日いつでも情報にアクセスできるため負担が減るだけでなく、管理職側にとっても、「常に対応していなければならない」感覚に陥らずに済む点で望ましい。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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