アジア

2026.01.25 09:00

日本国債の「メルトダウン」はトランプ政権への警鐘

スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で話すスコット・ベッセント米財務長官。2026年1月20日撮影(Harun Ozalp/Anadolu via Getty Images)

米ヘッジファンド大手ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者であるダリオはこう続けている。「ドル建て資産の保有者も、ドル建て資産を必要としている米国も、互いに心配し合っていることは周知の事実です。そうでしょう? ドル建て資産を保有している国々があり、それらの国同士が互いに警戒し合い、米国が大量に国債を発行しているとなると、これは大きな問題です」

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「国際的・地政学的な紛争が生じると、同盟国同士でさえ互いの国債を持ちたがりません。ハードカレンシー(金=ゴールド=など価値を保存できる手段)に向かいます。これは合理的な行動であり、事実そうなっています。世界の歴史を通じて繰り返されてきたことでもあります」

日本の国債市場が不安定になり、それに呼応して米国債市場も動揺するなか、金価格が急騰して最高値を更新しているのは驚くにあたらない。トランプとスコット・ベッセント米財務長官が慎重に対応しなければ、日本国債や米国債の下落に賭けてきた投資家はついに歓喜の瞬間を迎えるかもしれない。

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世界的な「資本戦争」が起こる可能性、ヘッジファンド界の巨人レイ・ダリオが警鐘

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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