マネー

2026.01.25 08:00

次期FRB議長候補にブラックロック幹部が急浮上? ビットコインは金に取って代わるか

ブラックロックの債券(フィクスト・インカム)運用部門トップ、リック・リーダー。Photo by Cindy Ord/Getty Images for Yahoo

トランプ大統領「心の中では、1人まで絞れています」

トランプ大統領は、現FRB議長ジェローム・パウエルの後任人事について、ほぼ1年にわたり決定をちらつかせ、さまざまな名前を挙げて市場参加者を翻弄してきた。

advertisement

トランプ大統領は今週、CNBCのインタビューでリック・リーダーについて「とても印象的でした」と語った。

「3人まで絞ったと言っていいですが、今は2人です。そして、たぶん私の心の中では、1人まで絞れているといえます」──トランプ大統領はそう述べた。

元FRB理事のケビン・ウォーシュは、ビットコインと暗号資産の強力な支持者としても知られる。KalshiやPolymarketのオッズによれば、トランプの国家経済会議(NEC)ディレクターであるケビン・ハセットという元本命がほぼ候補から外れた後も、ウォーシュは最有力候補の座を維持している。

advertisement

FRBの独立性が損なわれれば、ドルを安全資産として保有する魅力は薄れる

トランプがパウエルの後任を指名すれば、2026年に利下げが急速に進む可能性があるとの見方が、ここ数カ月、ビットコイン、暗号資産、株式市場を下支えしてきた。トランプは繰り返し、自身が指名するFRB議長は大幅な利下げを約束しなければならないとしている。

「FRBの独立性が損なわれれば、ドルを安全資産として保有する魅力は薄れます」──XS.comのシニア・マーケットアナリストであるサメル・ハスンは、電子メールでこう述べた。

「暗号資産市場にとって、この『政治化されたドル』という見方は、足元の価格が下げていても、長期的な強気材料になります。投資家が米国政府債務とFRBの自律性への信頼を失えば、ビットコインのような分散型資産や、すでに価格が急騰している金のような『ハード』資産が、制度の劣化に対する理にかなったヘッジになるのです」。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事