経営・戦略

2026.01.26 13:00

副業にすると「失敗が多い」7分野とその理由、ありがちな失敗のパターン4選

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注意が必要な7つの副業:専門家のアドバイス

ライトとテイラーは、2026年に避けるべき、あるいは十分な注意を払って取り組むべき7つの副業を教えてくれた。

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1. 差別化されていない飽和状態のコンテンツ分野

専門家によれば、オンライン講座やコーチング、コンサルティングは規模拡大が可能だ。ただしそれは、真の専門性と、明確な顧客層が存在する場合に限る。避けるべき点は以下の通り。

避けるべきポイント

・一般的な「オンラインで稼ぐ方法」講座
・専門分野のない幅広いコーチング
・オーディエンスがいないのに、インフルエンサーのやり方をまねる

専門家によれば、こうした手法が失敗する理由は、参入障壁が低く、市場が極端な飽和状態にあることだ。信頼性や実績、あるいはニッチな市場がない場合、顧客獲得コストは収益をすぐに上回ってしまう。

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2. 薄利で、ブランド管理されていないドロップシッピング

ドロップシッピング(在庫を持たずに商品を販売するネットショップ運営手法)は、低リスクなeコマース参入手段としてもてはやされている。しかし専門家は、実際には多くの新規事業者が苦戦していると指摘する。避けるべきポイントは以下の通り。

避けるべきポイント

・誰でもまねできる商品
・配送に時間がかかる国外のサプライヤー
・有料広告のみで構築された店舗

この手法が失敗する理由は、広告費の上昇、関税、そして迅速な配送を求める顧客の期待により、無名のドロップシッピングが脆弱になることだ。差別化がなければ、売り手は価格だけで競争することになる。

「トレンドや薄利、継続的な広告費に依存する副業は、現時点で特にリスクが高い」とライトは言う。「コスト上昇と消費者の予算縮小は、弱点を瞬時に露呈させる」。

3. 競争優位性のない「AIラッパー」ビジネス(AIモデルを特定機能向けに最適化して提供するビジネス)

ライトとテイラーは、AIが新たな可能性を開いたことを認めるが、AIを活用したすべての副業が持続可能とは限らないと指摘する。避けるべきポイントは以下の通り。

避けるべきポイント

・既存のAI APIを再販するだけのツール
・プラットフォームが瞬時にコピーできる機能の上に築かれたビジネス
・独自のデータやワークフロー、顧客の囲い込みがないモデル

なぜ失敗するのか? AIが成熟するにつれて、独自性のないツールは、より大きなプラットフォームに吸収されるか、価格競争で負けると専門家は説明する。長期的な価値には、目新しさではなく、統合や専門知識、独自の洞察が必要だ。

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翻訳=米井香織/ガリレオ

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