3. 食事は計画的に
旅行中も、食事は普段と同じように腸内細菌叢と健康に大きな影響を与える。腸内細菌叢は、栄養状態が良ければ病原菌の侵入を防いで体を守り、免疫系の働きも強化する。さらに、その他の面でも健康をサポートしてくれることから、旅行をより楽しいものにしてくれるだろう。
腸内細菌検査キットの開発や個人向けの販売などを行う米Viomeの最高科学責任者で臨床研究のトップでもあるモモ・ヴイシッチは、次のように述べている。
「旅行中は、不健康な食事になりがちです。食物繊維が少なく、添加物を多く含んだ超加工食品は、腸内細菌叢と腸管バリア、免疫系を弱め、消化不良や感染症のリスクを高めます」
「レストランのメニューやレビューなどを調べておき、食事についても計画を立てておくことをおすすめします。食料品店に行って、食物繊維と抗酸化物質を豊富に含んだオーガニックのリンゴやナシ、ベリー類などを買うのがいいでしょう。できればホールフード(加工がされていない、または最小限にとどめられている食品)を買い、サンドイッチやラップ、サラダなど、簡単に作れるものを自分で用意するのがおすすめです」
4. 「備え」を持参
「念のため」の備えをしておくことは、食べ物のおかげで旅行が台無しになることを避けるための最も賢い方法の一つだ。消化器系に特化したバーチャル診療とカウンセリングを行うOshi Healthの消化器内科医、マイケル・カリアーは、「マグネシウムやミララックス(便秘薬)、ペプトビスモル(胃腸薬)、ベントリルやレブシン(胃腸のけいれんなどを抑える鎮けい薬)、ガスエックス(整腸薬)、オメプラゾール(胃腸薬)、タムズ(制酸薬)などを持っていくといいでしょう」と述べている。
「そうすることで、問題が起きた場合に備えておくことになります。これらの薬で症状を抑えることができれば、休暇が台無しになることはなくなるでしょう」


