2026.01.26 11:00

米フォーブスが厳選「世界の旅の目的地」20選、日本の「日光」も好評価

クロアチア(stock.adobe.com)

ミラノとドロミーティ山地(イタリア)

北イタリアでは、2月6日から22日にかけて冬季五輪、3月6日から15日にかけてパラリンピックが開催され、約200万人の観客が訪れると見込まれている。ミラノとコルティナダンペッツォという2つの開催都市とその間に点在する会場を含め、約2万2000平方キロメートルに及ぶエリアで行われる今回の大会は、史上最も地理的に広範な冬季五輪となる。

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ファッションの都ミラノでは、ショッピングやアートに加えて、新規ホテルの開業(「ザ・カールトン」や「カーサ・ブレラ」など)が注目だ。コルティナダンペッツォのドロミーティ山地は、ユネスコ世界遺産に登録された山岳風景が、人々を魅了する。スキー競技の観戦に足を運ばない場合でも、この地域は夏季にはハイキングやバカンスの目的地としてにぎわっている。フォーブス・トラベルガイドの5つ星評価を受ける家族経営の通年型ホテル「ガルデナ・グレードナーホフ」は、リフトへのアクセスに優れ、山岳ハイキングやサイクリングの拠点としても利用できる。

日光(日本)

日本を訪れるのであれば都会の定番の観光ルートを離れ、別の魅力を探ってみるのも一案だ。首都東京から約2時間の距離にある日光国立公園は、山々や森林、湖、温泉、滝といった日本の自然美を体感できる場所だ。このエリアで最も有名な華厳滝(けごんのたき)では、中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下するのを眺められる。エレベーターで間近までアクセスできる点も人気の理由だ。公園内に位置するホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」は、こうした名所へのアクセスに便利なだけでなく、早朝の寺社散策やスノーサイクリングといった体験プログラムも用意している。子ども向けには、リッツ・キッズ・スカウト・プログラムを通じて、32種類のアクティビティが用意されている。

パークシティ(米ユタ州)

ユタ州を代表する高級スキーリゾート、ディア・バレーは最近、スキーが可能なエリアを約2倍の面積に拡大し、100の新コース、チェアリフト10基、10人乗りゴンドラを追加した。現在も開発が続くディア・バレー・イースト・ビレッジには、間もなく北米最大規模となる「スキー・ビーチ」や、フォーシーズンズ・ホテルの開業が予定されている。このエリアを訪れるべきもう1つの理由は、五輪の出場経験者とゲレンデを滑れるプログラム「スキー・ウィズ・ア・チャンピオン」だ。これは「モンタージュ・ディア・バレー」によって提供されている。

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パークシティ(stock.adobe.com)
パークシティ(stock.adobe.com)

ペロポネソス半島(ギリシャ)

英語圏で「セット・ジェッティング」と呼ばれる、映画やドラマのロケ地を巡る旅の目的地として注目されるのがギリシャ南部のペロポネソス半島だ。クリストファー・ノーラン監督の新作映画『オデュッセイア』では、トロイア戦争後に10年をかけて故郷へ戻る航海が描かれ、マット・デイモン演じる主人公オデュッセウスがエーゲ海を進む舞台として、この地を描いている。

メッシニア地方にあるコスタ・ナバリノ・リゾートでは、ホメロスの英雄の旅路をたどる全6カ所の「オデュッセイ・トレイル」や、神話のテーマを掘り下げる教授同行の「哲学ウォーク」などを通じて、この叙事詩の世界観を体験できる。滞在先としては、全室スイートのフォーブス・トラベルガイドの5つ星ホテル「マンダリン・オリエンタル・コスタ・ナバリノ」がアクセスに優れている。

ラジャスタン州(インド)

最近の報告書によると、インドは観光分野で最も高い成長ポテンシャルを持つ国として、国際ランキングの首位に立った。ウェルネスに関心のある旅行者には、同国北西部のラジャスタン州が有力な目的地とされている。14世紀の王宮と2つの寺院を擁する旧要塞を改装した「シックスセンシズ・フォート・バルワラ」では、約2800平方メートルのスパで、ヨガを含むウェルネス体験が提供されている。「アマンバグ」では、常駐のアーユルヴェーダ医が、マインドフルネスと栄養マネージメントなどを組み合わせた個別プログラムを監修している。なお、同ホテルのデトックス・プログラムの開発には、テニス界のスター、ノバク・ジョコビッチが関わった。

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翻訳=上田裕資

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