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2026.02.16 10:15

無理に笑顔を作らなくても好印象を持たれるちょっとしたコツ

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人の印象は半分以上、視覚情報で決まる

「メラビアンの法則」とは、私たちが会話をしている時に、実は言葉や話の内容などの言語情報よりも、視覚情報(顔の表情や身体の動き、態度)と聴覚情報(話し方や声のトーン)という、ふたつの非言語の情報が、最も影響を与えている、というものです。

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「メラビアンの法則」によると、視覚情報が55%の割合で、聴覚情報が38%、実際の話の内容である言語情報は、たったの7%の影響力しかない、とされています。

非言語というのは、顔の表情や動きはもちろん、着ている洋服や髪形といった、文字通りの視覚的な情報、そして、声の高さや話し方のトーンをも含めた聴覚情報までの範囲を指します。

すると、視覚情報と聴覚情報を合わせて93%。なんと9割以上です。

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つまり、会話をする際の「感じがいい」「感じが悪い」といった印象は、選ぶフレーズや言い方も重要ではあるものの、第一段階では表情や動き、声などの非言語情報に最も影響を受けて決定されているということなのです。

「そもそも人と話すのが苦手だから、感じが悪くなっているんです」とお悩みの方は、ボディーランゲージを使った「感じのいい」コミュニケーションがおすすめです。

ところで、相手の表情や身ぶり、手ぶりなどから私たちは何を読み取っているのでしょうか? それは、相手の「感情」です。冒頭の例も「相手が怒っているのかな?退屈しているのかな?」と心配になったわけですし、上司の方も自身の感情が部下に誤解されたために、トラブルになったわけです。

本当に怒っている時は別ですが、そうでない限り、自分の感情を相手に開示しておくのは、感じがいい人になるための第一条件です。リアクションが薄い、表情が乏しい、ということは感じが悪くなる大きな要因の一つなのです。

もし、あなたが「なぜ、感じが悪いと思われるのかわからない」と悩んでいるのであれば、それは非言語な部分でいい印象を与えられていないのかもしれません。

また、自分では表情を動かしているつもりでも、実際にはほぼ無表情という人が、本当に多くいらっしゃいます。とはいえ、鏡を見ながら話すわけではありませんから、自分が話す時に、どんな表情をしているかを自覚するのは難しいものです。

また、社会人としての経験を積んでいく中で、自分の胸の内を簡単に悟られないよう、ガードを堅くするよう心がけているうちに、表情も固まってしまっているという場合も多くあります。

ですから、もっとリアクションを大きく取りましょう、笑顔になりましょう、表情豊かになりましょう、と急に言われても難しいですよね。

「普段から表情や声を意識しているわけではないから、どう変えればいいのかそもそもわからない」「お笑いタレントじゃあるまいし、大げさなリアクションなんて取れないよ」「変えようと思ってもうまくできそうにない」と思われるかもしれませんね。

でも、ご心配なく。そんな人でも感じよくなれる方法がちゃんとあります。

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文=大野萌子

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