働き方

2026.01.25 12:00

追加収入だけじゃない、2026年「副業が特に重要」になる4つの理由

Shutterstock.com

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1つの仕事だけでキャリアを終える、という考え方は、時代遅れになりつつある。2026年を迎えた今、副業を持つことは、現代のプロフェッショナルにとって不可欠な要素になろうとしている。もはやそれは、オプションや一時的なプロジェクト、趣味と見なされることはない。

副業を持つ主な動機は、副収入であることが多いが、その一方で、金銭的利益をはるかに超えるメリットも得られる。具体的には、スキルの構築、バランスのとれた生活、キャリアアップ、経済的な安定に役立つ。

世界経済が成長するなか、デジタルツールが普及し、スキルを収益化する機会がオンライン・オフラインを問わず急増していることから、2026年は、副業を始める、あるいは拡大するのにうってつけの年になるだろう。

2026年に副業が特に重要となる主な理由を、以下に4つ挙げる。

1.副業は、本業を支えるスキルの構築に役立つ

副業の最大の利点の一つは、スキルが身につくことだ。従来型の仕事では、責任の範囲が限られる場合があるが、副業ではしばしば、複数の役割をこなすことが求められる。

本業が、模範的なチームプレイヤーになるのに役立つ一方で、副業は、自分自身のボスになることを求めてくる。財務管理から、提供するサービスのマーケティング、クライアントとのコミュニケーションや問題の解決まで、すべて自身で行う必要があるかもしれない。こうした経験は、時間管理、コミュニケーション、リーダーシップ、問題解決といったスキルの向上につながる。

副業で得たスキルは多くの場合、本業を直接補完する。例えばマーケターが、副業としてフリーランスの活動をすれば、創造力と分析力が磨かれる。ソフトウェア開発者が、副業として個人プロジェクトに取り組めば、新たなツールやテクノロジーに触れる機会が得られる。たとえ副業が本業と無関係であっても、そこで培われる規律と適応力は、仕事をする上での能力と自信を高めてくれる。

急速に変化する雇用市場では、継続的な学習が非常に重要だ。副業は、昇進や正式な研修を受ける機会を待たずに、現場での実践を通してスキルアップを図る手段となる。

2.副業は、モチベーションとバランスの維持に役立つ

充実感を1つの仕事にのみ求めると、とりわけ仕事が単調になったり、ストレスが増えたりした場合には、燃え尽きを招きかねない。副業は、本業以外に創造性や生産性を発揮する場をもたらし、生活のバランスを維持するのに役立つ。

小規模ビジネスであれ、フリーランスの仕事であれ、個人的に打ち込んでいるプロジェクトであれ、副業は、驚くほどやる気を引き出す。本業に自由がなかったり、要求が厳しかったりするなかで、コントロールや自律の感覚をもたらしてくれる副業は、よい気分転換になる。疲れ切った気分で1日の仕事を終える代わりに、副業に取り組むことで、かえって意欲が湧いてくる人も多い。

副業は、時間管理と集中力の向上も促す。限られた時間を意識的に使うようになることで、副業だけでなく、本業の生産性も向上することが多い。

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翻訳=高橋朋子/ガリレオ

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