サランドスCEOはワーナー買収を「戦略的な加速装置」と位置付け、統合の意義を強調
決算説明会で、ネットフリックスのテッド・サランドスCEOは、ワーナーの配信およびスタジオ事業の買収を成立させるため全力で取り組んでいると述べ、この買収を「戦略的な加速装置だ」と表現した。サランドスは劇場公開の可能性にも言及し、同社はこれまで「劇場ビジネスを構築することを議論してきた」が、優先事項にはならなかったと説明した。その上で次のように語った。
「しかし今はワーナー・ブラザースがある。彼らは成熟し、うまく運営された劇場ビジネスと素晴らしい映画を持っている。私たちは彼らを迎えられることに非常に興奮している」。
サランドスはまた、買収後もワーナーの作品は45日間は劇場限定で公開する方針についても再確認した。さらに、買収対象に含まれるHBOブランドについても称賛し、次のように述べた。
「HBOは本当に素晴らしいブランドだ。彼らは、質の高いドラマは他のほとんどすべてを凌駕すると語っている。顧客もそう感じ、愛し、その言葉の意味をよく理解している」。
長編動画や新作テレビ番組を扱うYouTubeだけでなく、アマゾン・アップル・Instagramも競争相手
ネットフリックスによるワーナー買収が競争を損なうとの見方を和らげたいサランドスは、同社は地上波のテレビからYouTube、Instagramまで、あらゆるものと競争していると主張した。
「テレビとは今や、ほぼすべてを意味する。アカデミー賞やNFLはYouTubeでも観れる。スーパーボウルは地上波とネット配信で同時に放送している。アマゾンはMGMを所有している。アップルはエミー賞やアカデミー賞を狙って競争している。そして次にやってくるのはInstagramだ」とサランドスは語った。
さらに、YouTubeはもはやユーザー生成コンテンツや「猫の動画」だけではないと付け加え、「長編映画や、ドラマやそれ以外のジャンルの新作テレビ番組が揃っている」と指摘した。


