2026.01.25 11:00

絶景も食事も満喫、旅好きランナーにお薦めの「世界のマラソン大会」12選

SIALABE/Shutterstock.com

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2026年も世界各地でマラソン大会が開催され、旅するランナーを42.195キロの長距離走へと駆り立てる。本稿では、米西海岸のビッグサーから中国の万里の長城まで、息をのむような景色の中で行われるレースを紹介する。『フォーブス・トラベルガイド』が選んだ、完走を祝うにふさわしい上質な宿も掲載する。

2026年は、世界のマラソン史における節目の年

2026年は、世界のマラソン史における節目の年になりそうだ。ボストンでは、世界最古の大会が開催130周年を迎える。ニューヨークでも、5つの区を巡る名物コースが誕生から50年の節目を迎える(大会そのものは52回目)。

近年注目の大会では、目で楽しみながら走れるコースも

マラソンの魅力は大都市のみにあるわけではない。近年注目を集める大会では、さまざまな眺めを楽しみながら走れるコースまで用意されている。例えば、アンコールワットの遺跡群、ケイマン諸島のヤシ並木に沿った海岸線、野生動物が生息する南アフリカの自然保護区といった具合だ。全力で走るか、景色を満喫しながらゆっくり進むかは自由だ。

また『フォーブス・トラベルガイド』から、2026年に訪れる価値のあるマラソン大会にふさわしいホテルを厳選し紹介しておこう。これら上質なホテルは、レース前のコンディション調整の支えになる。身体のケアに特化した施設、レース後の疲れを癒やす食事を提供する宿は、旅先のマラソン体験をより完成度の高いものにするはずだ。

素晴らしい景色の中で走れる「世界のマラソン大会」12選

ボストン・マラソン

◯開催日:4月20日○開催地:米国マサチューセッツ州

ボストン・マラソン(Belikova Oksana/Shutterstock.com)
ボストン・マラソン(Belikova Oksana/Shutterstock.com)

世界で最も長い歴史を持つ大会として知られるボストン・マラソンは、2026年に開催130周年を迎える。主催者は、この節目を記念して特別な企画をレースの週末に盛り込む予定だ。今年の大会は、1976年の「Run for the Hoses」(記録的猛暑のため観客がホースでランナーに水をかけて冷やした)から50年という節目でもある。

大会初の女性ランナーとなったボビー・ギブが出場した、1966年の大会から60年という点も押さえておきたい。当時は女性ランナーの出場は正式には認められておらず、ギブはコース脇の茂みに身を潜めてスタートし、非公式ながら完走した。その5年後、女性の参加が公式に認められるようになった。

お薦めの宿泊先:マンダリン オリエンタル ボストン

コース沿いのゴール地点にも近い「マンダリン オリエンタル ボストン」は、ランナーにも観戦者にも利便性の高い拠点となる。大会期間中はロビーでの軽食の提供や関連イベントが行われ、館内の「Ramsay’s Kitchen」では特別メニューも用意される。五つ星スパでは、レース後の筋肉痛や炎症を和らげるための施術が受けられる。

ビッグサー・インターナショナル・マラソン

◯開催日:4月26日○開催地:米国カリフォルニア州

ビッグサー・インターナショナル・マラソンは、世界最大規模の地方マラソンとしても知られている。コースは、米西海岸の手つかずの自然が残るビッグサーをスタートし、カリフォルニア州道1号線に沿って太平洋岸を走り、趣のある町カーメルに向かうというもの。そびえ立つレッドウッドの森や険しい山並み、岩場に打ちつける波といった景色が次々と現れ、数キロ進むごとに表情の異なる風景がランナーを迎える。レースの折り返し地点のビックスビー・ブリッジでは、「グランドピアノマン」として知られるピアニスト、マイケル・マルティネスが演奏を披露する。

お薦めの宿泊先:アリラ・ベンタナ・ビッグサー

レッドウッドの森に囲まれた「アリラ・ベンタナ・ビッグサー」は、オールインクルーシブの大人限定のリトリート型リゾートだ。屋外に設けられた日本式の温浴施設で疲れた筋肉をゆっくりとほぐしたり、身体を整えるクラスに参加したりできる。客室のバルコニーから森や海を眺めながら過ごせば、レース後の疲れも和らいでいく。

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翻訳=上田裕資

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