2カ国目:イギリス
アイルランドと並行して、Agency経由で、欧州本社機能があるロンドンにおける、日本の知的財産・ブランドの欧州・世界展開の話がきました。
スクリーニング面談2件を終えて、第一ラウンドのループインタビュー(5名)の案内がきたため、アイルランドなどの案件とタイミングを合わせて、こちらもロンドン現地でのインタビューを設定。オフィス周辺環境の確認や欧州の経営層4名との面談をスムーズに終えたところで、やらかしてしまったのは、最後の面接者(当該ポジションの上長)が、近隣カフェへ移動しての面談を提案した時でした。
カフェ内にイギリスの魅力的なクラフトビールが並んでいたこと、夕方であったことなどから、てっきりお酒を片手に仕事を超えて自然体でのコミュニケーションをはかるものと早とちりした私は、店員さんにお勧めのクラフトビールを聞いてそれを注文。その後、当該上長候補の方が、「炭酸水」を頼んでいるのをみて、どうもご馳走様です、普段お酒は飲まないのですか? などと能天気な言動をしておりました。
パートナーから、「面接中にビール飲んでるんじゃねー、このデクノボウ(意訳)」となじられて初めて、それもそうか、と思ったものです。余談ですが、デクノボウという単語を聞くのは久しぶり過ぎて、なんだっけ、と一瞬フリーズしてしまいました。
とはいえ、一次ループインタビューはなぜか通過し、最終ループインタビュー(4名)に招待されました。その際、中間評価・フィードバックを共有いただき、面白い、図太い、などと評価していただいたのかわかりませんが、非常にポジティブでした。最終ループでの米国の経営層(4名)とのインタビューもスムーズに進み、肝心の結果は……。
またも、「不合格」
またも「不合格」。アイルランドの件に続き、手応えはあったのに、結果が出ず振り出しに戻る状況が変わらず。時間もどんどん経過しており、どうしようと途方にくれて年末を迎えました。
さらには、本件でもデブリーフィングを実施できたものの、各種前向きな評価とともに、主な不選考要素が「機微なトピックも含めて経営層と現場を繋ぐ英語力の不足」であったと聞いて、自身で仮説を立てていた不選考理由とはかけ離れていたことから、現状認識ギャップの大きさを感じてダメージを受けました。
私自身、母国語ではない英語力の現状は認識していたものの、10件を超える面接は全て英語で実施しており、最終段階までいってから、そこがボトルネックになっていたとは想定していなかったのです。
たしかに、誰がどう聞いても、典型的なジャパニーズイングリッシュです。「今さらそんなこと言われても」、という気持ちもありますが、内容・メッセージがあれば十分だと妥協するのではなく、純粋な言語力も含めての「英語で伝える力」については、過小評価はするべきではないな、と痛感しました。


