経営・戦略

2026.01.21 13:00

ネットフリックス、約13兆円のWBD買収案を「全額現金オファー」に修正 パラマウントに対抗

Jonathan Raa/NurPhoto via Getty Images

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ネットフリックスは米国時間1月20日、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)のスタジオ事業およびストリーミング事業を買収するための提案を、全額現金によるオファーへと修正したと発表した。これには、パラマウント・スカイダンスがWBDの買収を狙って仕掛けている敵対的買収に対抗する措置とみられる。

ネットフリックスがWBD買収提案を修正、約13.1兆円の全額現金化を発表

ネットフリックスはプレスリリースの中で、HBO Maxを含むWBDのスタジオおよびストリーミング事業を取得するための総額830億ドル(約13.1兆円。1ドル=158円換算)について、これまでの現金と株式を併用したものから、全額現金のオファーに変更したと明らかにした。

この変更により、取引にあたってネットフリックス株の価格変動を心配する必要がなくなり、WBDの株主にとって「より高い確実性」を提供できるとネットフリックスは説明している。

また、修正後の提案によって取引の進行が加速するとし、WBDの株主は2026年4月までにこの取引について投票を行う見通しだと述べた。

WBDの取締役会に承認されていたネットフリックスの当初の提案は、WBDの株主に対し、保有する1株につき現金23.25ドルと、4.5ドル相当のネットフリックス普通株を提供するとの内容だった。

修正後の条件では、取引が承認された場合、WBDの株主は、保有する1株につき現金27.75ドルを受け取ることになる。

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翻訳=江津拓哉

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