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2026.01.23 17:00

常に自分を疑い、打たれ弱い そんな「敏感さが成功につながる」理由を心理学者が解説

Shutterstock.com

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多くの職場や社交の場では、「強さ」は比較的わかりやすい。失敗の可能性がある状況でも自信を失わない人や、仕事ぶりを批判されても感情的に大きく動じない人に、私たちは強さを見いだしがちである。一方で「悪い習慣」もまた容易に指摘されるが、それが理解されることは少なく、是正の対象として扱われる。とりわけ感受性が強そうに見える人は、「もっと打たれ強くなれ」「自分を信じろ」、あるいはせめて「考えすぎるのをやめろ」と助言されがちだ。

しかし実際には、心理学の研究は長年にわたり、私たちが自分自身や他者の弱点だと捉えがちである習慣が、適切に活用されれば、学習や成功のための非常に強力な道具になり得ることを示してきた。問題は、そうした習慣が存在すること自体ではなく、それが果たしている役割が誤解されている点にある。

そのような特性のうち、「打たれ弱さ」と、尽きることのない「自己疑念」は、しばしば否定的に捉えられる。しかし心理学的な視点から見ると、これらはいずれも隠れた強みを体現していることがわかる。本稿では、その心理学的研究に基づいた知見を紹介しよう。

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翻訳=江津拓哉

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