マーケティング

2026.01.23 08:15

内定者懇親会は逆効果か 学生の6割が冷めている意外な本音

プレスリリースより

プレスリリースより

新卒内定者が心変わりをして別の企業に就職してしまわないよう、各企業は内定者をつなぎとめる努力を重ねているが、お決まりの食事会や懇談会は、じつはあまり人気がない。そこで事業を「加速」させる支援サービスを提供するGoldenMessageは、内定者にオーダーメイドのスーツをプレゼントするという新しい施策を提案した。

GoldenMessageが2027年度卒業予定の大学生397人を対象に行った調査によれば、内定先からの食事会や懇談会の誘いを、あまり嬉しいと思っていないようだ。「とても嬉しい」がわずか11パーセント。「嬉しい」が27パーセント。残りの62パーセントは「普通(どちらでもない)」と「普通以下」だった。

「普通」または「普通以下」と答えた学生に理由を聞くと、「辞退されたくないために呼ばれているのが伝わってくる」、「選考中とほぼ同じ話で新鮮味がない」、「先輩社員との会話も形式的で、距離が縮まった感じがしない」、「歓迎というより囲い込みに近い印象を受ける」などと印象が悪く、むしろ逆効果となる場合も見て取れる。学生たちは「囲い込み」に敏感だ。

これに対してGoldenMessageは、「歓迎と入社後の活躍へのエールとしてオーダースーツを贈るイベント」を提案した。このイベントに参加したいかを問うと、じつに92パーセントが参加したいと答えた。

入社直後は金銭的余裕がないのでスーツがもらえるのは嬉しいという経済的に率直な理由もあるが、「若手にここまで投資する会社なんだ」と感じて信頼が増す、「歓迎されていることが行動で伝わってくる」と、企業の思いに応える意見が聞かれた。

この調査結果を受けてGoldenMessageは、内定者フォローで重要なのは「接触量」よりも「どんな形で未来に投資してくれるか」を示すことであり、これは「姿勢の勝負」だと指摘している。

同社は現在、体験型オーダースーツブランド「SUIT REPUBLIC」を立ち上げ、「内定者向け出張フィッティング会」の企画・運営パッケージの提供を行っている。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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