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2026.01.28 10:15

「HORIE MOBILE」や「JALモバイル」など付加価値のある“格安SIM”に注目

「HORIE MOBILE」公式サイトより

「HORIE MOBILE」公式サイトより

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信事業者から回線を借り、格安SIMや格安スマホといった安価な通信サービスを提供する「MVNO」。通信事業者以外がMVNOとして業界に参入する事例も増えており、サービスも多様化していると、携帯ジャーナリストの石野純也さんは言います。石野さんの著書『通信ビジネス』(クロスメディア・パブリッシング)より一部抜粋・再構成してご紹介します。


ホリエモンが通信事業に参入?

通信を本業としないMVNOが徐々に増えている中、それを一歩推し進めたようなサービスも存在します。有名人が、個人のブランドを掲げたMVNOが登場したのです。起業家の堀江貴文氏がエックスモバイルと手がけている「HORIE MOBILE」がそれです。

料金は20GBで3030円もしくは3GBで1650円。一般的なMVNOはもちろん、大手通信事業者の手がけるオンライン専用プランよりもやや高めの金額設定です。単に通信するだけであれば、他社のほうがより料金を節約することができます。

にもかかわらず、HORIE MOBILEが契約者を集めているのは、堀江氏自身が手がけるサービスがセットになっているためです。たとえば、「Voicy」という音声サービスのホリエモンチャンネルプレミアムリスナーや、堀江氏自身が仕掛ける「ZATSUDAN」というサービスの堀江氏配信分のコンテンツが無料になります。前者は、月額1300円、後者はサービス全体で月額1500円。これだけで、20GBプランのもとがほぼ取れてしまう仕組みです。堀江氏のファンにとっては、単なる通信サービス以上の価値があるMVNOに仕上がっていると言えます。

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文 = 石野純也

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