グーグルは米国時間1月14日、Gmail、Google フォト、YouTubeなどのデータすべてに「Gemini 3」がアクセスできる新機能、「Personal Intelligence(パーソナル・インテリジェンス)」のベータ版を発表した。すでに米国のGoogle AI ProとGoogle AI Ultra加入者に提供を開始しており、順次ほかの国・地域、無料枠に拡大する予定。また現在は英語環境のみで、他言語に展開予定としている。
Personal Intelligence is helping to make Gemini a more useful, customized experience. Here are a few ways our team has used it to get tailored support for their individual needs.🧵 pic.twitter.com/g632JqtrC9
— Google Gemini (@GeminiApp) January 15, 2026
Google アカウントの「メールアドレス」が変更可能に
またグーグルは、20年ぶりにGmailを変更した。これまで1度もできなかった主要Gmailアドレスを、初めて変更できるようになったのだ(編注:従来から用意されている「メール エイリアス」機能とは異なる新機能となっている)。ためらわずに変更すべきである。
アドレスの変更は12カ月に1回、最大3回まで
この新しい選択肢は良いものだが、完璧ではない。9to5Googleによれば、「グーグルは、アドレスの変更は12カ月に1回しかできず、最大3回までだとも述べている。だから今回を無駄にするな」という。
確かにメールアドレスは変更すべきだ。ただし、それは2段階の戦略の第1歩にすぎない。デジタル上の足跡を整理し直す機会である。まずGmailでアドレスを変更し、そのうえで主要なアカウントの登録メールアドレスをすべて新しいものに変えるのだ。
これを徹底すれば、旧アドレスは、もう使っていない、あるいはほとんど使わないアカウントにひもづくだけになる。マーケターが重宝する名簿や、詐欺師が狙う情報漏えい(データ侵害)で流出したデータとも切り離しやすくなる。
少なくとも当面は。
その後は、旧アドレス宛てのメールをフィルタリングし、重要度を下げる、あるいは無視するといった運用ができる。グーグルはスパムや詐欺メールのフィルタリングをうまく行っている。しかし、それだけで警戒を緩めるのは危険だ。今も多くがすり抜けてくる。
現在開発中とされる「Shielded Email(シールドメール)」機能
本当に必要なのは──おそらく今回の変更以上に──約束されながら、まだ提供されていないGmailの「Shielded Email(シールドメール)」機能だ。これがあれば、メールアドレスの提示を求められたとき、ボタンをタップ/クリックするだけで、一時的で使い捨ての別名(エイリアス)を提示できる。この更新がGmailアドレス変更の更新と並んで提供されれば、完璧だったはずだ。
Google アカウントの「メールアドレス」変更機能は、段階的に展開
グーグルは、今回のアドレス変更の更新を心待ちにしているユーザーに対し、「グーグルアカウントのメールアドレスを変更する機能は、すべてのユーザーに段階的に展開しているため、このオプションはまだ利用できない場合があります」と注意を促している。したがって、まだ表示されなくても慌てる必要はない。
メールは見直しが必要だ。何十年もの間、私たちは深く考えずに、求められるまま主要なメールアドレスをほとんど誰にでも渡してきた。その同じアドレスを、多くのアカウントやサービスの固有の識別子としても使っている。これはデジタル上の足跡を整理する歓迎すべき機会であり、無駄にしてはならない。



